感染性胃腸炎にご注意ください!
例年、冬の時期は、腹痛、下痢、嘔吐を主な症状とする「感染性胃腸炎」の集団感染が多数報告されています。集団感染が危惧される施設では、施設の衛生的管理などに注意し対策を行ってください。
東京都健康安全研究センターより、感染性胃腸炎の発生状況や発生時の対策について情報提供されています。
最新の流行状況については、下記ホームページ、北区感染症週報をご確認ください。
感染予防のポイント
- 感染性胃腸炎の主な原因となるウイルスはアルコール消毒の効果が乏しいため、流水と石けんによる手洗いをしっかり行うことが大切です。特に排便後や調理、食事の前には、その都度、手を洗いましょう。
- 嘔吐物やふん便を処理するときは、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)で処理し、処理後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
- カキなどの二枚貝を調理する場合は、中心部まで十分に加熱しましょう(中心温度85~90℃で90秒以上の加熱)。
感染性胃腸炎の治療
ウイルスを原因とする感染性胃腸炎の場合には特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための治療が行われます。乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので、早めに医療機関を受診することが大切です。
嘔吐の症状がおさまったら、少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるように心がけましょう。
関連リンク
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お問い合わせ
北区保健所 保健予防課 感染症係
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話:03-3919-3102
北区保健所 保健予防課 感染症係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。