COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気をご存じですか
COPDは、たばこの煙などの有害物質を長期間吸入することで、肺や気管支がダメージを受け、うまく呼吸ができなくなる病気です。
肺気腫や慢性気管支炎などもCOPDに含まれます。
日常生活で以下のような症状があらわれたときは要注意です。
COPDの初期症状のサインを見逃さず、生活習慣の改善や早期に医療機関を受診することをおすすめします。
- 日常生活の中での活動低下
- 以前よりも疲れやすくなったと感じる
- 睡眠時に呼吸が苦しく感じる、または夜中に目が覚める
- 咳、痰の増加、息切れ、胸の圧迫感等
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原因と症状
主な原因は喫煙です。受動喫煙も含まれます。
症状は、せきや痰が多い、動くと息苦しいなどですが、症状が進行すると安静にしていても息切れするようになります。
治療方法
吸い薬や飲み薬を用いて治療します。
COPDが心配な方は、呼吸器内科を受診してください。
定期的な通院に加え、喫煙している場合は、禁煙が不可欠です。禁煙により、症状の進行を遅らせることができ、症状を軽減します。
また、定期的な運動や栄養補給を心掛けることで、体力を維持し、全体的な健康状態を向上させることができます。
酸素療法が必要な場合は、医師の指導の下で行いましょう。
COPDの現状と対策
日本のCOPDによる死亡者数は毎年10,000人以上で、右肩上がりで増え続けています。
国民の健康づくり計画である「健康日本21(第三次)」では、COPDによる死亡率減少の目標が掲げられています。
肺年齢測定を受けてみませんか
スパイロメータという器具を使って肺の機能がうまく働いているかを調べます。
肺年齢を知って、ご自身の健康づくりにお役立てください。
- 検査方法 息をできるだけたくさん吸い込んでから思いきり吐き出します。
- 所要時間 結果説明も含めて15分程度です。
令和6年度の肺年齢測定会は終了しました。
令和7年度の肺年齢測定会の予定が決まり次第、北区ニュース等でお知らせします。
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お問い合わせ
健康部 健康政策課 公害保健係
〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第二庁舎3階
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