「レイの失踪」体験学習会を開催しました
体験型ゲームプログラム「レイの失踪」を使って楽しく学習
令和7年5月11日と令和7年5月18日の2日間、区内公立中学校の生徒を集め、闇バイト対策及びネットリテラシー向上の体験学習会を実施しました。
学習会では、株式会社Classroom Adventureが開発した実際のSNSをリアルに再現したゲームプログラム「レイの失踪」を用いて、生徒自身が闇バイトの手口をゲームの世界で疑似体験しながら、「何に騙され」「何で抜け出せなくなるのか」「何をするべきなのか」を学びました。
「レイの失踪」は、複数人で協力しながら謎を解いていくゲームです。当日は一般公募により参加した区内公立中学校1年生から3年生の生徒たちがグループに分かれて、賑やかで楽しい雰囲気の中でゲームを楽しみながら闇バイトの危険性やネットリテラシーについて知識を深めました。
参加者の事後アンケートから
2日間とも、「闇バイトに対する理解が深まった」という質問に対して「そう思う」と答えた生徒が90%以上いました。
また、「「レイの失踪」を楽しめましたか?」という質問に対しても「楽しめた」と回答した生徒が90%以上で、同時にゲーム後のレッスンについても「勉強になった」と回答した生徒が80%以上いました。
今回、学校を通じて一般公募で参加生徒を募りましたが、生徒自身の応募よりも保護者が申し込んだケースが多く、参加者の半分以上が中学1年生でした。このことから、子どもたちのネットリテラシーの重要性に対する保護者の意識の高さと関心の高さがうかがえました。
■レッスンで一番印象に残っていること(参加者のアンケートから)
「ゲームを初対面の人と協力してクリアしたこと!」
「ゲーム感があったとても楽しかった!!」
「難しかったけど、仕事の内容とかよく見たら闇バイトか分かるから、自分もバイトする時に気をつけたい」
「どんな人が騙されるのか(お金が欲しい人、孤独な人が騙される)」
■今回学んだ内容で、具体的に行動を変えようと思ったことはありますか?(参加者のアンケートから)
「怪しいと思ったら調べようと思った」
「SNSの使い方に改めて気をつけようと思いました」
「SNS上での振る舞いを、より気をつけようと思った」
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