ごみと資源についての学習
親子で学ぼう!エコエコツアー
リサイクル清掃課では、ごみと資源についての学習の一環として、毎年夏休みに小学生とその保護者を対象に「エコエコツアー」を実施しています。
令和7年度開催(有明清掃工場・中央防波堤埋立処分場見学)
8月7日(木曜日)に、「親子で学ぼう!エコエコツアー2025」を開催し、江東区の「有明清掃工場」や「中央防波堤埋立処分場」の見学を行いました。このイベントには、区内在住・在学の小学4年生を中心とした児童とその保護者、計55名が参加しました。

ごみはどこへ?「有明清掃工場」の見学で学ぶ
午前中に訪れた「有明清掃工場」では、出されたごみが清掃工場に運ばれた後、どのように処理されているのかを見学しました。「ごみバンカ」と呼ばれる、ごみを燃やすまでためておくところを見たり、巨大なごみクレーンがごみをかき混ぜ、焼却炉に投入する様子を間近で観察しました。子ども達からは、「ごみのにおいをどのように抑えているの?」「ごみクレーンはどのくらい大きいの?」など、多くの質問を工場職員に投げかけていました。また、最近、清掃工場でリチウムイオン電池による火災が増えていると聞き、「リチウムイオン電池が爆発してしまうなんてびっくり!」と驚く声も。こうした学びを通して、一人ひとりがごみをしっかり分けて出すことの大切さを感じたようです。

午後は「中央防波堤埋立処分場」を見学!「サンドイッチ工法」って何?
午後からは、清掃工場ででた灰を、コンテナ車やダンプ車で運搬して埋め立てる「中央防波堤埋立処分場」を見学しました。まず、環境学習ホールでごみ処理やリサイクルの流れ、環境保全の取組について学びました。その後、バスに乗りながら粗大ごみや燃やせないごみを破砕する様子、埋立処分場の様子を見学しました。

特に、「サンドイッチ工法」という埋立方法には、参加者から感心の声がたくさんあがりました。これは、ごみを3メートル積み、その上に50センチの厚さの土をかぶせ、これを繰り返し30メートルの高さまで埋め立てる方法です。また、埋め立てる場所には限りがあることを聞いた参加者からは「埋め立てを続けられるのはあと50年くらいと聞いてびっくり!」との声もありました。
心に残る学びを家庭でも活かそう!
今回のエコエコツアーを通じて、参加者は、家庭でのごみの分別やリサイクルの大切さを改めて実感していました。子ども達からは「自分の出すごみがどこに行っているのかを知ることができた。」、保護者の方からは「まずはリデュースが大事だと分かった。そのうえで、3R(Reduce、Reuse、Recycle)をこれまで以上に取り組みたい!」との感想が寄せられました。
今回参加できなかったみなさんも、ぜひ次回のイベントにご参加ください!
子どもへのごみと資源についての学習
北区清掃事務所では、ごみと資源の分別への理解を深めていただくために、保育園や小学校などでごみと資源についての学習を行っています。
ごみの分別クイズ、カラス被害についての説明、ペットボトルの出し方の体験や清掃車の試乗などをしています。
子どもへのごみと資源についての学習の開催をご希望の場合は、北区清掃事務所までご連絡ください。
環境学習ツアー「紙資源のゆくえを追いかけろっ!! おみせの裏側、見てみよう」
令和6年1月27日(土曜日)に実施した、環境学習ツアーの内容に関する動画を公開しております。このツアーは、株式会社ダイエーが取り組んでいるレジ袋有料化に伴うレジ袋の売り上げを、環境行政に役立ててほしいという思いのもとでいただいた寄付金により実施しました。
株式会社ダイエーのお店でのリサイクルを中心に仕事体験をしました。また、紙すき体験や紙のリサイクルに関する座学なども行い、資源の大切さについて学びました。
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