生物多様性地域戦略
生物多様性とは?
「生物多様性」とは、生きものたちの豊かな個々のつながりのことをいいます。
生物多様性には、次の3つのレベルがあります。
- 生態系の多様性:森林、海、河川などの自然
- 種の多様性:植物、動物、微生物などの生物
- 遺伝子の多様性:同じ生きものでも異なる遺伝子を持つことにより、形や模様、生態などに様々な個性がある
地球上の全ての生きものは、これら生物多様性のもたらす恵み(生態系サービス)によって支えられています。
生物多様性地域戦略の策定
北区では、緑地の保全および緑化の推進を総合的かつ計画的に実施することに加え、生物多様性の保全・回復に関する取組を推進するため、令和2年3月に生物多様性地域戦略を策定しました。
本地域戦略は、『北区緑の基本計画2020』に包含されております(関連リンクからご参照ください)。
方針の概要
緑の将来像の実現のため、生きもののにぎわいを提供する樹林地や水辺環境、公園・緑地などの緑を保全し、生きものとのふれあいの場となるエコロジカル・ネットワークを形成していく方針です。
緑は、動植物が生息・生育・繁殖する環境を提供して、豊かな生態系を育みます。生きものが緑をいかに利用しているかに着目し、生物多様性の保全と、都市環境における生態系の回復につながる緑づくりを行っていきます。
位置づけ
『北区緑の基本計画2020』に掲げる6つの基本方針のうち、「基本方針2.生きもののにぎわいのある緑づくり」(P.52)と、この方針に特に関連深い緑づくりの施策「緑を保全する施策(3)生物多様性の保全と回復」(P.70)の内容をもって、「生物多様性地域戦略」として位置づけました。
またすべての施策には、生物多様性に配慮した項目が含まれています。
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