ダニ媒介感染症 山や草むらではダニに注意
ダニを媒介して感染する感染症
ダニ媒介感染症とは
ウイルスや細菌などの病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症です。
ダニを媒介する感染症として、つつが虫病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ダニ媒介脳炎、ライム病などがあります。
特にマダニは山や草むらで生息しているため、夏のレジャー(ハイキング、キャンプ等)や農作業の際にマダニに咬まれることで感染する可能性があります。山や草むらで活動する際は、以下の予防方法を意識しましょう。
予防方法
- 肌の露出を少なくしましょう(長袖・長ズボン・登山用スパッツ等の着用)。
- サンダルを避けて、足を完全に覆う靴を履きましょう。
- マダニを目視確認しやすくなるため、明るい色の服を着ましょう。
- 屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認しましょう(足の付け根、手首、頭部等)。
ダニに咬まれたときの対処法
- 無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置を受けましょう。
- マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けましょう。
- 医療機関を受診する際は、医師に野外活動の日付、場所、発症前の行動を伝えましょう。
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お問い合わせ
北区保健所 保健予防課 感染症係
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電話:03-3919-3102
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