巻貝の食中毒に気を付けよう!
エゾボラ、エゾボラモドキ、ヒメエゾボラなどエゾバイ科エゾボラ属の巻貝は、ツブあるいは赤バイなどと呼ばれ販売されています。
これら巻貝の唾液腺には、テトラミンという毒が含まれています。
北区では、平成28年11月にチヂミエゾボラによるテトラミン食中毒が発生しました。
テトラミン食中毒の症状
主な症状は、物が二重に見えるなどの視覚異常、酩酊感、めまい、吐き気、頭痛などです。
食べてから30分から2時間くらいで発症し、通常数時間で回復します。死亡例はありません。
テトラミン食中毒の予防方法
テトラミンは巻貝の唾液腺に存在します。そのため、調理の前に唾液腺をきちんと除去することが必要です。
テトラミンは加熱しても分解されません。唾液腺のついたまま加熱調理を行うと、唾液腺中のテトラミンの一部は筋肉や内臓、煮汁に移行し、食べると食中毒の症状が出る場合があります。
唾液腺の除去方法



(左右にあります)

お問い合わせ
北区保健所 生活衛生課 食品衛生
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話:03-3919-0726
北区保健所 生活衛生課 食品衛生へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。