生野菜を原因とする食中毒にご用心

ページ番号1018753  更新日: 2025年3月4日

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過去、生野菜を原因とする食中毒が複数発生しています。

【生の野菜を原因とするO157食中毒事例】

2014年(平成26年)静岡市で露店の冷やしキュウリで大規模食中毒。…511名発症。
2016年(平成28年)千葉県等老人ホームのキュウリの和え物で食中毒。…84名発症(10名死亡
2017年(平成29年)アメリカ、カナダでロメインレタスで食中毒。…約60名発症(2名死亡

加熱せずに食べる野菜(生野菜)は取り扱いに十分注意する必要があります。

流水でしっかりと洗いましょう。

 

【生野菜1gあたりの平均細菌数】
野菜 一般細菌数 大腸菌群数
トマト

1,200

13

きゅうり

350,000

71

レタス

970,000

1,900

野菜に種類によって、付いている菌の数がかなり異なります。なお、どの野菜も、水洗い(30秒間の流水洗い)をした場合、菌数は3分の1くらいに減ります。

おすすめの生野菜の洗浄消毒方法

「サラダなどで生で野菜を食べるとき、野菜に付いている汚れや菌が気になるけれど、家庭で塩素消毒などは難しい」という方のため、家庭でおすすめの生野菜の洗浄消毒方法をご紹介します。
野菜によって特徴があるので、おすすめの洗浄消毒方法も、野菜によって異なります。それぞれの野菜に合った方法で、洗浄消毒しましょう。

トマト

キュウリやレタスに比べて、トマトはもともと菌数が少なめです。また、表明がつるつるしているので、汚れが菌が落ちやすく、水洗いしただでもきれいです。50℃洗いをすれば、さらにきれいになります。

キュウリ

キュウリはイボイボがあるため、水洗いしても菌がなかなか落ちません。

健康な大人が食べるなら、水洗いでも大抵は大丈夫ですが、小さいお子さんやお年よりが食べる場合や、菌が気になる人は、熱湯5秒かけ(あるいは熱湯5秒浸し)が、おすすめです。

レタス

レタスは表面積が大きい分(ヒラヒラしている分)、重さあたりの菌数は多いです。

しかし、キュウリのようなイボイボは無いので、50℃で洗うと、菌はよく落ちます。しかも、ややしおれたレタスも、シャッキっとします。

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お問い合わせ

北区保健所 生活衛生課 食品衛生
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