今こそストップ!薬物乱用
街頭キャンペーン
東京都薬物乱用防止推進北区地区協議会では、令和7年3月1日(土曜日)にJR田端駅付近にて、薬物乱用のない地域づくりのために街頭キャンペーンを行いました。
キャンペーン風景
身近にひそむ、薬物乱用の危険
麻薬や覚醒剤、大麻などの薬物を乱用することは、心と体をボロボロにするだけでなく、友達や家族を巻き込み、大切な人生を台無しにしてしまいます。
薬物乱用を防ぐために、一人ひとりが本当の恐ろしさを理解し、正しい知識を持つことが大切です。
こんな誘いに注意!
麻薬や覚醒剤、大麻は、さまざまな誘いの言葉で忍び寄ってきます。
- 面白いクスリがあるよ
- 肌がきれいになるよ
- 眠気がとれて、勉強ができるよ
- みんなやっているよ
- ただの栄養剤だよ
- 1回だけなら平気だよ
- やせられるよ
- 合法の国もあるから安全だよ
- 依存にならないよ
危険ドラッグは「ダメ。ゼッタイ。」
「危険ドラッグ」とは、多幸感や快感等を高めると称して販売されている製品を指し、「合法ドラッグ」、「脱法ハーブ」等と称して販売されているため、あたかも身体に影響がなく、安全であるかのように誤解されています。しかし実際は、麻薬や覚醒剤より身体に危険な成分が含まれていることがあり、乱用による死亡事故をまねくことがある危険なものです。
中枢神経系興奮等の作用があり保健衛生上の危害が発生する恐れのある物質は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」において「指定薬物」として指定され、この他にも、東京都では「東京都薬物の濫用防止に関する条例」に基づき「知事指定薬物」が指定され、取り締まりの対象になっています。
薬物乱用から身を守るために
友人や知人から誘われたり、旅行先で開放感から手を出してしまったり、最近ではインターネットや携帯電話を使って入手するケースも増えています。栄養剤と言われてもらったものが、実は麻薬だったという事例もあるので、成分のはっきりしないものを口にすることは大変危険です。
薬物乱用の危険性は身近なところにあります。誘われても「ダメ。ゼッタイ。」と断る勇気を持ちましょう。
東京都薬物乱用防止推進北区地区協議会
地域での薬物乱用防止啓発活動を組織的に行うために昭和59年に発足しました。現在、東京都知事から委嘱された薬物乱用防止指導員13名と協力員20名が、「薬物乱用のない北区」を目指して、次のような活動を行っています。
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動
毎年6月20日から7月19日まで全国で展開される「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の期間中、駅頭でチラシを配りながら薬物乱用の弊害や啓発活動の重要性について呼びかけを行っています。
中学生薬物乱用防止ポスター・標語の募集(東京都全体の事業)
区内の中学生を対象として、薬物乱用防止を訴えるポスターと標語の募集を行っています。地区会長賞作品については東京都に送付し、東京都で最終選考を行い、東京都選考入賞作品を決定します。また、王子カルチャーロード・ギャラリーで作品展を開催するとともに、啓発資材の作成などに活用しています。
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薬物乱用防止ポスター・標語の募集(東京都ホームページ)(外部リンク)
都内の中学生に薬物乱用問題について関心を持ってもらうため、東京都では平成11年度からポスター・標語の募集を行っています。
上記ページではこの事業に関する応募方法等の概要、東京都入選作品の案内等を確認いただけます。
令和7年度薬物乱用防止ポスター・標語地区会長賞作品の発表
ポスターの部
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北区立十条富士見中学校
1年 齋藤梨紗さん -
北区立滝野川紅葉中学校
1年 岡直未さん -
北区立田端中学校
2年 渡辺ヒカリさん -
北区立王子桜中学校
1年 平紗依さん -
北区立桐ケ丘中学校
3年 柴内虎太朗さん -
北区立滝野川紅葉中学校
1年 篠原華さん
標語の部
- 北区立桐ケ丘中学校 1年 黒川翔さん
- 北区立滝野川紅葉中学校 2年 中島麟太郎さん
- 北区立都の北学園 8年 中川颯人さん
- 北区立都の北学園 8年 川合龍聖さん
関連リンク
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大麻対策のためのポータルサイト「I'mCLEAN」(外部リンク)
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みんなで知ろう危険ドラッグ(外部リンク)
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東京都福祉保健局薬物乱用防止啓発ホームページ(外部リンク)
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公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(外部リンク)
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厚生労働省薬物乱用防止に関する情報のページ(外部リンク)
お問い合わせ
北区保健所 生活衛生課 医薬衛生
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話:03-3919-0727
北区保健所 生活衛生課 医薬衛生へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。