薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

ページ番号1009062  更新日: 2025年4月3日

印刷大きな文字で印刷

街頭キャンペーン

東京都薬物乱用防止推進北区地区協議会では、令和7年3月1日(土曜日)にJR田端駅付近にて、薬物乱用のない地域づくりのために街頭キャンペーンを行いました。

キャンペーン風景

写真:キャンペーン風景

身近にひそむ、薬物乱用の危険

麻薬や覚醒剤、大麻などの薬物を乱用することは、心と体をボロボロにするだけでなく、友達や家族を巻き込み、大切な人生を台無しにしてしまいます。

薬物乱用を防ぐために、一人ひとりが本当の恐ろしさを理解し、正しい知識を持つことが大切です。

こんな誘いに注意!

麻薬や覚醒剤、大麻は、さまざまな誘いの言葉で忍び寄ってきます。

  • 面白いクスリがあるよ
  • 肌がきれいになるよ
  • 眠気がとれて、勉強ができるよ
  • みんなやっているよ
  • ただの栄養剤だよ
  • 1回だけなら平気だよ
  • やせられるよ
  • 合法の国もあるから安全だよ
  • 依存にならないよ

危険ドラッグは「ダメ。ゼッタイ。」

「危険ドラッグ」とは、多幸感や快感等を高めると称して販売されている製品を指し、「合法ドラッグ」、「脱法ハーブ」等と称して販売されているため、あたかも身体に影響がなく、安全であるかのように誤解されています。しかし実際は、麻薬や覚醒剤より身体に危険な成分が含まれていることがあり、乱用による死亡事故をまねくことがある危険なものです。

中枢神経系興奮等の作用があり保健衛生上の危害が発生する恐れのある物質は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」において「指定薬物」として指定され、この他にも、東京都では「東京都薬物の濫用防止に関する条例」に基づき「知事指定薬物」が指定され、取り締まりの対象になっています。

薬物乱用から身を守るために

友人や知人から誘われたり、旅行先で開放感から手を出してしまったり、最近ではインターネットや携帯電話を使って入手するケースも増えています。栄養剤と言われてもらったものが、実は麻薬だったという事例もあるので、成分のはっきりしないものを口にすることは大変危険です。

薬物乱用の危険性は身近なところにあります。誘われても「ダメ。ゼッタイ。」と断る勇気を持ちましょう。

東京都薬物乱用防止推進北区地区協議会

地域での薬物乱用防止啓発活動を組織的に行うために昭和59年に発足しました。現在、東京都知事から委嘱された薬物乱用防止指導員13名と協力員20名が、「薬物乱用のない北区」を目指して、次のような活動を行っています。

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動

毎年6月20日から7月19日まで全国で展開される「ダメ。ゼッタイ。」普及運動の期間中、駅頭でチラシを配りながら薬物乱用の弊害や啓発活動の重要性について呼びかけを行っています。

中学生薬物乱用防止ポスター・標語の募集(東京都全体の事業)

区内の中学生を対象として、薬物乱用防止を訴えるポスターと標語の募集を行っています。地区会長賞作品については東京都に送付し、東京都で最終選考を行い、東京都選考入賞作品を決定します「東京都選考の結果」。また、王子カルチャーロード・ギャラリーで作品展を開催するとともに、啓発資材の作成などに活用しています。

令和6年度地区会長賞作品

ポスターの部
  • 写真:ポスター たった一粒であなたが壊れる

    北区立堀船中学校
    2年 浅生実夢さん

  • 写真:ポスター 薬物断る勇気

    北区立滝野川紅葉中学校
    2年 森雅貴さん

  • 写真:ポスター 全てを壊す NO DRUGS

    北区立飛鳥中学校
    2年 加藤千晴さん

  • 写真:ポスター それ本当に大丈夫…?

    桜丘中学校
    2年 大野希南璃さん

標語の部
  • 薬物は 心も体も こわすもの 大事な人生 自分で守ろう

    北区立十条富士見中学校
    2年 茂木宏起さん

  • 「楽になる」「みんなやってる」「大丈夫」 うその言葉に だまされないで

    北区立堀船中学校
    3年 島袋由良さん

  • みんなで 取り組もう 薬物乱用 ゼロ社会

    東京成徳大学中学校
    1年 丹羽杏珠さん

  • 心の疲れ 薬物なんかじゃ 治せない

    成立学園中学校
    1年 佐久間英佳さん

関連リンク

お問い合わせ

北区保健所 生活衛生課 医薬衛生
〒114-0001 東京都北区東十条2-7-3
電話:03-3919-0727
北区保健所 生活衛生課 医薬衛生へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

このページの先頭へ戻る