糖尿病性腎症重症化予防事業

ページ番号1001778  更新日: 2025年2月7日

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北区国民健康保険加入者で糖尿病の重症化や腎機能低下がある方を対象に、腎不全や人工透析が必要となるのを防ぐため、糖尿病性腎症重症化予防事業を行っています。

糖尿病性腎症とは

糖尿病性腎症は、糖尿病の合併症の一つです。気が付かないまま糖尿病は進行しますが、放置しておくと腎臓で血液中の老廃物を尿として排出できなくなり、最終的には腎不全となって人工透析や腎臓移植などの治療が欠かせなくなります。

人工透析とは「働かなくなった腎臓の代わりに、特殊な装置を使い、血液を体の外に出し、きれいにして戻す」という治療法です。週2~3回病院へ通い、4~5時間かけて行われるため、時間的にも生活上の制限を受けることとなります。また、1人あたり年間約580万円の高額な医療費がかかります。

糖尿病性腎症重症化予防事業について

医療機関の受診勧奨や保健指導プログラムへのご参加をご案内いたします。

本事業の実施先について

令和6年度は、下記の事業者に業務を委託して実施します。
株式会社データホライゾン
電話番号:0120-672-420(通話無料)
受付:平日9時00分~17時00分

1.医療機関の受診勧奨

糖尿病性腎症を悪化させないよう、北区が業務委託した事業者の管理栄養士や保健師等が、手紙や電話で医療機関の受診勧めをご案内します。

医療機関を受診した際の検査・治療にかかる費用は健康保険適用となり、自己負担があります。

(1)対象となる方

令和5年度特定健康診査の結果で糖尿病性腎症疑いがあり、治療歴がない、もしくは治療中断の疑いがある方

※診療情報提供書(レセプト)を基に対象者の抽出を行っています。一時的にレセプトに糖尿病と記載があり、医師より糖尿病の説明がされていない方にも送付している場合がございます。何卒ご容赦ください。

なお、対象となる方へ、令和6年7月31日に下記の通知を送付しました。

(2)区内の協力医療機関

2.保健指導プログラム参加のご案内

ご希望の方は、協力医療機関を受診の際に、医師にご相談ください。

※保健指導プログラムの利用料は無料です。

(1)対象となる方

下記のアまたはイに該当する方(一定の除外基準あり)

  • ア 上記の「医療機関受診勧奨」の対象者で、協力医療機関での受診・検査の結果で「糖尿病性腎症」と診断され、保健指導プログラムへの参加を希望する方
  • イ 区内の協力医療機関に「糖尿病性腎症」もしくは「糖尿病」で通院中の方で、生活習慣改善の必要があり、保健指導プログラムへの参加を希望する方
(2)保健指導プログラムの内容

北区が業務委託した事業者の看護師や保健師が、生活習慣改善の支援を6か月間行います。

  1. 面談(プログラム開始後1~2か月目)
    生活状況や通院状況を確認し、生活習慣の改善の取り組みを一緒に考えます。
  2. 電話(プログラム開始後1~6か月目)
  3. 結果の確認
    6か月間の取り組みの成果を一緒に確認し、これからの生活習慣について助言します。
(3)保健指導プログラムの申込期限

令和6年10月4日(金曜日)まで

【協力医療機関向け】糖尿病重症化予防事業の提出書類

協力医療機関を受診した対象者が保健指導プログラムへの参加を希望した場合は、対象者が記入した「参加同意書」、医師が作成した「生活指導確認書」の2種類を区担当者へ送付をお願いいたします。

(1)保健指導プログラム参加同意書

受診勧奨通知が届いた方、もしくは、現在糖尿病性腎症の治療中の方が、保健指導への参加を希望した場合に、希望者ご本人が記入する書類です。

以下から様式をダウンロードできます。

(2)生活指導確認書

保健指導への参加を希望した方から「保健指導プログラム参加同意書」をいただいた場合に、医師が記入する書類です。

以下から様式をダウンロードできます。

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お問い合わせ

区民部 国保年金課 庶務係
〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 北区役所第一庁舎2階27番
電話(庶務):03-3908-1130
電話(保健):03-3908-1193
区民部 国保年金課 庶務係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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