「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」の公表
東京都と特別区及び26市2町は、都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた「事業化計画」を過去3回にわたり策定し、事業の推進に努めてきました。
「区部における都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)」及び「多摩地域における都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)」は平成27年度までの計画としており、より効率的な道路整備を推進していくため、東京全体の第四次事業化計画を策定することとし、検討を進めてきました。
これまでの検討を踏まえ、このたび「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」を取りまとめましたので、お知らせします。今後、東京都と特別区及び26市2町は、この整備方針に基づき、都市計画道路の整備を着実に進め、計画的かつ効率的に道路ネットワークを形成し、首都東京を魅力と活力あふれる都市へと再生してまいります。
整備方針のポイント
- 将来都市計画道路ネットワークの検証
未着手の幹線街路を対象に、15の検証項目を設け、必要性の検証を実施しました。いずれの検証項目にも該当しない区間(9区間約4.9キロメートル)を「見直し候補路線(区間)」として位置づけ、平成28年度以降、地域の視点から改めて路線の必要性を検証していきます。
また、必要性が確認された都市計画道路のうち、様々な事由により、計画幅員や構造など都市計画の内容について検討を要する路線(28路線約30.4キロメートル)を「計画内容再検討路線」として位置付けます。 - 第四次事業化計画(優先整備路線の選定)
広域的な視点と地域的な視点から6つの選定項目を設定し、320路線226キロメートルを選定しました。なお、選定に当たっては、事業の継続性や実現性などを踏まえ、総合的に判断しました。 - 新たな建築制限の緩和
これまでの建築制限緩和の範囲を拡大し、優先整備路線を含む全ての都市計画道路区域内において、3階までの建築を可能とする新たな基準を設けます。
整備方針の内容等
整備方針の内容等は、東京都のホームページ、都民情報ルーム(第一庁舎3階)並びに各都区市町の窓口でご覧になれます。
本文
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表紙・目次 (PDF 109.3KB)
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第1章:東京の新しい道路づくりに向けて (PDF 2.6MB)
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第2章:将来都市計画道路ネットワークの検証 (PDF 9.6MB)
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第3章:第四次事業化計画(優先整備路線の選定) (PDF 9.3MB)
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第4章:建築制限の緩和 (PDF 531.9KB)
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第5章:今後の都市計画道路整備に向けた取り組み (PDF 1.3MB)
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参考資料 (PDF 393.4KB)
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