公園内野鳥調査

ページ番号1009895  更新日: 2025年3月19日

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写真:ゆりかもめ


北区では、下記の場所において職員による調査を行っています。
調査方法:ゆっくりと歩行し、目視による調査

調査の概要

場所

調査目的

調査開始年月

赤羽自然観察公園

公園の樹木や草などが成長し、変化していく過程で、生物の生息状況がどのように変更するのかを調べるため。

平成10年11月
都立浮間公園

水鳥が多数飛来する「浮間ヶ池」があり、水鳥の生息状況の変化を調べるため。

平成16年11月

新荒川大橋緑地
(北区・子どもの水辺周辺)

平成17年4月にワンドが造成され、野鳥の生息状況がどのように変化するのかを調べるため。

平成17年4月
飛鳥山公園

街中の河川沿いや大きな公園等にどのような野鳥が生息しているかを調べるため。

平成25年1月
都立旧古河庭園

街中の河川沿いや大きな公園等にどのような野鳥が生息しているかを調べるため。

平成25年1月

上記の調査場所で観察できる野鳥の一部を紹介します。

※文面中の絶滅危惧種については「東京都レッドリスト(2020年版)」の選定基準を基に記載しています。

カワセミ

写真:カワセミ

色鮮やかな外見から「水辺の宝石」などと呼ばれています。
東京都区部で絶滅危惧2類に指定されている野鳥なのでなかなか見ることができませんが、都立浮間公園や新荒川大橋緑地で時々観察することができます。

カルガモ

写真:カルガモ

テレビでもよく話題となる野鳥ですが、上記調査場所でも観察することができます。
夏季(7~8月頃)の荒川では、親子が連なって泳ぐかわいい姿を見ることができます!

モズ

写真:モズ

見た目はスズメのようですがスズメよりはやや大きく、くちばしの形がタカなどの猛禽類(もうきんるい)と同じで、昆虫やカエルなども食べる肉食性の野鳥です。
東京都区部で絶滅危惧1A類に指定されている野鳥なのでなかなか見ることはできませんが、上記調査場所の中で一番、新荒川大橋緑地で見る機会が多いです。

オオバン

写真:オオバン

クイナと言う鳥の仲間です。
全身は黒いですが、羽ばたくと翼の一部が白くなっています。
また、額からくちばしにかけて白いのが特徴です。
新荒川大橋緑地や都立浮間公園で春から秋にかけて観察することができますが、東京都区部で絶滅危惧1A類に指定されています。

バン

写真:バン

オオバンと同じ、クイナの仲間です。
オオバンよりも小さく、翼や尾の一部が白くなっています。
また、額からくちばしにかけて赤みがかったオレンジ色なのが特徴です。
東京都区部で絶滅危惧1B類に指定されていますが、都立浮間公園で年間を通して観察することができます。


令和6年度調査結果について

場所によって差異はありますが、野鳥の種類数、科目数とも全体的に安定して推移していると考えられます。

各調査箇所について、2年前(令和4年度)と比較したところ、下記の結果となりました。

ア.赤羽自然観察公園 種類数が5、科目数が3、それぞれ増加しています。

イ.都立浮間公園 種類数が5、科目数が3、それぞれ増加しています。

ウ.新荒川大橋(北区・子どもの水辺周辺) 種類数が2増加し、科目数は変わっていません。

エ.飛鳥山公園 種類数が3、科目数が2、それぞれ減少しています。

オ.都立旧古河庭園 種類数は変わりませんが、科目数が1減少しています。 

各年度の調査結果についての詳細は、以下のファイルをご覧ください。

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お問い合わせ

生活環境部 環境課 自然環境みどり係
〒114-0002 東京都北区王子1-12-4 TIC王子ビル2階
電話:03-3908-8618
生活環境部 環境課 自然環境みどり係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。

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