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第13回「比べて読もう新聞コンクール」表彰式を開催

2025年12月18日(木曜日)

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やまだ区長と賞状を受け取った鈴木さんの写真
北区長賞を受賞した鈴木 紫文さん(右)とやまだ 加奈子区長(左)

12月15日(月曜日)、第13回「比べて読もう新聞コンクール」の表彰式が、北とぴあつつじホール(王子1-11-1)で行われた。
このコンクールは区内在学の児童・生徒が、興味をもった2つ以上の新聞記事をもとに各自でテーマを決め、各々の記事を比較して感想や意見などをまとめて応募するもの。
5,754点の応募の中から審査を経て入賞作品が決定し、北区長賞(最優秀賞)に選ばれた鈴木 紫文(すずき しもん)さん(北区立都の北学園5年)をはじめとした受賞者40名に表彰状やトロフィー楯、副賞等が授与された。

 


北区では、新聞を活用した授業を行うことで、新聞に親しみ、社会の出来事や仕組みに興味をもってもらうとともに、子どもたちの思考力・判断力・表現力等を育成しようと「新聞大好きプロジェクト」を平成22年度からスタート。北区立学校で、新聞を活用した授業や始業前に新聞を読んで記事の感想・意見をまとめる「NIEタイム」の設定など、それぞれの学校の実態に合わせた取組を行っている。
このプロジェクトの一環として平成25年から「比べて読もう新聞コンクール」を開催。区内在学の児童・生徒を対象に子どもたちの情報活用能力や社会への関心を高めることを目的としている。子どもたちが各自興味をもった記事を2つ以上読み比べ、自身の考えや気づいたこと、提案などを記入して応募する。
13回目を迎えた今回は、今年9月に作品を募集したところ、5,754点の応募があった。北区教育長、教育振興部長、北区新聞販売同業組合や新聞社関係者、NIE関係者、教職員で構成される審査員による審査の結果、北区長賞(最優秀賞)・北区議会議長賞(小学校1~3年生対象)・北区教育委員会賞・審査員特別賞(北区新聞販売同業組合賞)各1点、新聞各社賞6点、優秀賞10点、奨励賞20点、学校賞2校を決定し、表彰状やトロフィー、副賞等が贈られた。上位4賞入賞作品は、北区公式ホームページに掲載される予定。この日の表彰式では、やまだ加奈子区長が「新聞は根拠に基づく記事として信頼がおける文章です。生成AIやインターネットなど簡単に答えが出てくる情報社会の中で、何を信じて何を自分のものとして取り入れていくか、根拠を大切にして今後の学びを進めていってほしいと思います。」と受賞者へ話した。
なお、平成22年度からの取組により、新聞を活用した学習が各校に浸透し、各種学力調査の国語の平均正答率の向上も見られたことから、本プロジェクトの当初の目的を達成することができたと判断し、本プロジェクトは、今年度の取組をもって発展的終了となる。
 

<参考> 令和7年度 第13回「比べて読もう新聞コンクール」審査結果

受賞者

学校

学年

テーマ

北区長賞(最優秀賞) 鈴木 紫文 都の北学園 5 コメ増産 ~ふりまわされる農家の気持ち~
北区議会議長賞(小学校1~3年生対象) 大倉 怜真 滝野川第三小学校 1 たべようやさい!
北区教育委員会賞 森兼 蘭子 赤羽岩淵中学校 2 少子化もストップ! 
一石二鳥、企業内学童インターン制度の提案
審査員特別賞(北区新聞販売同業組合賞) 髙玉 紗樹也 西ケ原小学校 6 大切にしたい!「自分事」にする機会
朝日新聞社賞 古原 匡 滝野川小学校 3 戦後八十年、バトンをつなぐ
産経新聞社賞 柴田 杜環 赤羽台西小学校 6 私たちの暮らしと選挙
東京新聞賞 川合 凛 西が丘小学校 5 昔と今の男女平等のちがい
毎日新聞社賞 内田 名帆子 田端小学校 6 私たちに今できること 
~共に生きる社会を実現するために~
読売新聞社賞 井上 陽稀 都の北学園 4 戦中と今の食糧
日本経済新聞社賞 藤原 灯里 十条富士見中学校 2 安心して子育てできる社会へ

表彰式の様子

お問い合わせ

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〒114-8546 東京都北区滝野川2-52-10(旧滝野川中学校)北区役所滝野川分庁舎2階4番
電話:03-3908-9287
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