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和歌山市で「和歌山歴史学習&自然体験ツアー」を実施

2025年11月27日(木曜日)

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和歌山城見学の様子の画像
和歌山城見学の様子

区は、11月22日(土曜日)から23日(日曜日)の2日間、和歌山県和歌山市で「親子で行く!和歌山歴史学習&自然体験ツアー」を実施し、区内在住・在学の児童とその保護者10組20名が参加した。
この事業は、北区文化施策アドバイザー(学芸員)とともに和歌山市内の城郭や神社を巡りながら、区と和歌山市の歴史的つながりなどについて楽しく学ぶことを目的としたもので、今回が初めての実施。
参加者たちは、和歌山城や伊太祁曽(いたきそ)神社などを訪れ、歴史について学習したほか、四季の郷公園での自然体験を通じて、和歌山市の歴史や自然について理解を深めた。


区と和歌山市は、歴史的つながりをきっかけに、令和6年11月に「災害時における相互応援に関する協定」を締結するなど連携を深めており、本事業も連携事業の一環で初めて実施した。11月22日(土曜日)から2日間、一般公募で選ばれた区内在住・在学の小学生4~6年生10名とその保護者10名、合計20名が参加した。

1日目は、和歌山城、岡公園、玉津島神社、奠供山(てんぐやま)を巡る歴史学習を実施した。和歌山城では尾花市長や市職員による歓迎セレモニーが行われ、子ども達に記念品の贈呈が行われた。その後、西之丸庭園や御橋廊下(おはしろうか)を通り、天守閣へ向かう道中で和歌山市の学芸員による解説が行われた。時代によって積み方が異なる石垣や城郭の形状に関する解説を受けている際、子どもたちは興味深く話を聞き、熱心にメモを取っていた。岡公園では、旧古河庭園に別邸を構えた陸奥宗光に関する解説を聞き、参加者は北区との関わりを学んだ。続いて訪れた玉津島神社では、和歌の聖地と呼ばれるようになった経緯などについて解説を受けた。また、神社の背後にある奠供山に登った際は、夕日が沈む和歌の浦の美しい景色に、参加者たちからは感嘆の声があがっていた。

2日目は、四季の郷公園でのバームクーヘンづくり体験や伊太祁曽神社での歴史学習などを行った。バームクーヘンづくり体験では、竹を切るところから始め、生地を作り、炭火で時間をかけて焼き上げるまで、親子で協力しながら体験を楽しんだ。完成したバームクーヘンの年輪を見て「すごい!」という歓声が上がり、大いに盛り上がった。次に訪れた伊太祁曽神社では、北区文化施策アドバイザーから区の紀州神社との歴史的つながりなどの解説を受け、学びを深めた。

この2日間の事業を通じて、参加者たちは和歌山市の歴史や区とのつながりを感じ、「また和歌山を訪れたい!」と笑顔を見せていた。

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