8月5日（火曜日）から、「北区平和祈念週間」が始まる。
区では、昭和61年に制定した「平和都市宣言」を記念し、平成3年から毎年8月上旬からの約1週間を平和祈念週間としている。今年は8月5日（火曜日）から9日（土曜日）までの5日間。
期間中は、北とぴあ（王子1-11-1）を会場に、北区遺族連合会主催の式典「戦没者追悼の集い」や戦時中の写真・道具等を展示する「平和展」、納涼盆踊り、すいとんの試食会など、様々なイベントが催される。また、北とぴあ1階区民プラザには、折り鶴をモチーフにした平和祈念モニュメントが設置され、来場者による折鶴の一部が広島・長崎に贈られる。

北区では、昭和61年に制定した「平和都市宣言」を記念して、平成3年から毎年8月上旬の約1週間を平和祈念週間とし、北とぴあを会場に平和に関する様々な催しを実施する。今年の期間は8月5日（火曜日）から9日（土曜日）まで。

期間中は、「平和展」と題し、平和祈念展や原爆と人間展、子どもたちの共同作品展など、平和への祈りを込めた様々な展示が行われるほか、すいとんの試食会、映画「花の夢－ある中国残留婦人－」の上映会など、様々なイベントが催される。

北とぴあ1階区民プラザには、折り鶴をモチーフとした平和祈念モニュメントが設置される。モニュメントの脇には折り紙が用意されており、モニュメント内には来場者が平和への願いを込めて折った鶴を飾るスペースが設けられている。このモニュメントは終戦記念日の8月15日（金曜日）午後4時まで設置され、折り鶴の一部は広島・長崎へ贈られる。

区総務課は「この事業を通じて、『平和都市宣言』の趣旨の普及を図るとともに、改めて平和について祈り、考え、行動する契機にしていただけたら」としている。

＜参考＞北区平和都市宣言（昭和61年3月15日制定）

真の平和と安全を実現することは、私たちの願いであるとともに、人類共通の悲願であります。
私たちは、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念に基づき、平和で自由な共同社会の実現に向けて努力しています。
人間のぬくもりを感じるふるさと、美しい自然をこれから生れ育つこども達に伝えることは、私たちに課せられた大きな責務であります。
私たちは、わが国が非核三原則を堅持することを求めるとともに、心から世界の恒久平和と永遠の繁栄を願いつつ、ここに北区が平和都市であることを宣言します。

平和祈念週間イベント

北とぴあ　つつじホール（3階）

「戦没者追悼の集い」

8月5日（火曜日）午後1時～
内容：北区遺族連合会の主催による戦没者を追悼する式典

平和祈念イベント（中国残留邦人等支援事業）

映画上映会「花の夢－ある中国残留婦人－」
8月7日（木曜日）午後1時30分～
（申込みは締切済み）

北とぴあ　さくらホール（2階）

平和祈念　児童のための観劇会

8月7日（木曜日）午後1時30分～
（申込みは締切済み）
 

北とぴあ　区民プラザ（1階）

平和祈念モニュメント

8月15日（金曜日）午後4時まで
区民の協力で創られるモニュメント。来場者に平和を願って鶴を折ってもらい、折鶴の一部を広島・長崎に贈る。

北とぴあ　展示ホール（地下1階）

平和展

8月9日（土曜日）まで〔午前10時～午後6時、9日は午後4時まで〕

• 平和祈念展～語り継ぐ平和の願い～
• 原爆と人間展
• 戦中・戦後のくらし展
• 平和首長会議パネル展
• 人権パネル展示
• 男女共同参画関連パネル展示
• 東京2025デフリンピックPR
• 中央図書館パネル展示「米軍が撮影した戦後の北区」「ドナルド・キーンと平和2025」
• 平和への祈りをこめて～子どもたちの共同作品展～

出展：滝野川東児童館、赤羽児童館、栄町子どもセンター、赤羽西児童館、豊島児童館、桐ケ丘児童館、滝野川西児童館、豊島東児童館、東十条東児童館、袋児童館、浮間子ども・ティーンズセンター、八幡山子どもセンター、神谷子どもセンター、志茂子ども交流館

図書館

平和図書コーナー

7月25日（金曜日）～8月31日（日曜日）※休館日を除く
中央・赤羽・滝野川図書館に戦争や平和に関する図書を集めた一般向け「平和図書コーナー」を設置するほか、区内全図書館で子ども向け「平和図書コーナー」を設ける。
また、中央図書館では北とぴあ展示終了後「米軍が撮影した戦後の北区」「ドナルド・キーンと平和2025」を再展示する。

納涼盆踊り（北とぴあ13階飛鳥ホール）

地元町会自治会の方々を中心に、区内の各種団体や企業の参加により実施
8月5日（火曜日）午後5時30分から

すいとん試食会（北とぴあ地下1階展示ホール）

北区商店街連合会による手作りのすいとんを通じて「平和の尊さ、手作りのあたたかさ」について考える。
8月5（火曜日）正午から無料配布　先着200食