News Release
<事前案内>「第6回子ども芥川龍之介検定」開催
2025年7月4日(金曜日)
7月5日(土曜日)から、田端文士村記念館(田端6-1-2)のホームページ上で「第6回子ども芥川龍之介検定」が開催される。
この検定は、田端に暮らした芥川龍之介について知ってもらうことや「(仮称)芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成につなげることを目的としたもの。
20問4者択一式のクイズは8月31日(日曜日)17時まで公開。約20分程度で回答でき、100点中80点以上を獲得した児童・生徒全員に名前入りの認定証が贈呈されるほか、アンケート回答者には抽選で100名に記念ステッカーがプレゼントされる。
この検定は、田端文士村の歴史や田端に暮らした芥川龍之介について、楽しみながら学び親しんでもらう無料のオンライン企画。本企画を通じて、芥川龍之介に親しみを持ち、国語や読書への関心を高めてもらうとともに(仮称)「芥川龍之介記念館」の開館に向けた機運醸成を目的としている。
開催は今年で6回目となる。昨年開催時には、全国各地・海外から3310人の児童・生徒が参加し好評であった。参加した生徒からは「もっと芥川龍之介のエピソードや小説を読みたくなりました」など好感の声が上がった。また、区内一部の小中学校では本検定を授業等に取り入れ、ICTを活用した学習活動の充実にもつながっている。
クイズの公開期間
7月5日(土曜日)午前10時~8月31日(日曜日)午後5時
対象年齢
小学3年生~中学3年生(参加は対象年齢の児童・生徒1回限り)
参加の流れ
田端文士村記念館ホームページから挑戦
特典
80点以上(※100点が満点)獲得者には、名前入りの認定証を贈呈アンケート回答者の中から抽選で100名に記念ステッカーをプレゼント
参加費
無料 ※通信料は参加者負担
主催
公益財団法人北区文化振興財団 田端文士村記念館
共催
東京都北区
後援
東京都北区教育委員会
協賛
第一生命保険株式会社
参考
芥川龍之介と田端
芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)。明治25年(1892)~昭和2年(1927)。小説家。
東京・京橋出身。大正3年、一家で田端435番地に新築転入。東京帝国大学時代、久米正雄、菊池寛らと『新思潮』(第3、4次)を創刊。夏目漱石の門下となり、「鼻」を激賞され一躍文壇の寵児となる。
一時期、鎌倉、横須賀、鵠沼にも居住したが、同8年、田端に戻り本格的に文筆活動を展開。たぐいまれな才気と下町人特有の世話好きな性格は多くの人々を惹き付けた。
昭和2年7月、「唯ぼんやりした不安」という言葉を遺して田端の自宅にて自ら命を絶つ。
田端文士村記念館について
芥川龍之介をはじめ田端に暮らし、集った文士や芸術家の功績を通じて、「田端文士芸術家村」の歴史を後世に継承していくことを目的として平成5年に設立。文士芸術家たちの作品、原稿、書簡等の資料を展示するとともに、講演会や散策会などの催しでその功績や暮らしぶりなどを紹介している。

龍之介の作品や交友関係、好きだった食べ物、家族のことなど、幅広いジャンルのクイズが出題される。

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