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「群馬県中之条町での森林整備体験学習」を実施

2025年6月11日(水曜日)

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間伐体験の様子

6月7日(土曜日)から8日(日曜日)の2日間、友好都市である群馬県中之条町で「森林整備体験学習」を実施し、区内在住・在学の児童15名が参加した。
これは、子どもたちが地元の子どもたちとの交流を図りながら、森林整備体験等を通じて、地球温暖化対策として森林の重要性を学ぶことを目的として昨年度から実施しているもの。
参加者らは、森林の木々が木材となるまでの経過を植樹体験や間伐体験、製材所見学、木工体験などを通じて、地元の子どもたちと一緒に楽しみながら学習し、森林やみどりへの理解を深めた。

 


区は、「北区環境基本計画2023」に重点施策として掲げている自治体連携による森林整備の取組みを推進するため、令和6年3月に友好都市である群馬県中之条町と「北区と中之条町との森林整備の実施に関する協定」を締結。区の森林環境譲与税の活用の一環で児童に木材への親しみをもってもらうため、令和6年度から「森林整備体験学習」を実施している。
この体験学習は、6月7日(土曜日)から2日間で行われ、一般公募で選ばれた区内在住・在学の小学5・6年生15名と地元の子どもたちが参加。
1日目の植樹体験では、現地の林業に携わる講師同伴のもと、今年度から新たに、区が森林整備している区域「きたくの森」において広葉樹の苗木の植え付けを行った。その後の、間伐体験では、実際に木々の生い茂る山に入り、不要な木を探しながら、のこぎりを使って間引く作業を実施。山の木々のサイクルを保つためには人の手によって整備されることが必要不可欠であることを学んだ。
2日目の製材所見学では、木が伐採されて木材となり、身の回りの家具や道具となるまでの過程を学んだ。木工体験では、一人一人が使い慣れないのこぎりや金づちを使用しながら、製材所で加工された木材を使ってカレンダーを試行錯誤しながら製作していた。
児童らは、「苗木を植えるために穴を掘るとき、スコップで土を持ち上げるとすごく重くてびっくりした」「森の中に要らない木があることを初めて知った」など、日常生活では味わえない貴重な体験に充実した表情を見せていた。
 

木工体験の様子

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