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北区と別所哲也氏率いるビジュアルボイスが連携、ショートフィルムで地域の魅力を世界へ発信

2025年5月27日(火曜日)

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やまだ北区長と別所哲也氏の写真
やまだ北区長と別所哲也氏

北区は若い世代の視点や感性を生かした地域の魅力発信を推進するため、令和7年度のO-KISS・U-KISS事業において俳優・別所哲也氏が代表を務める株式会社ビジュアルボイスと事業連携を行う。
北区と包括協定を結ぶ大学の学生メンバーと若手区職員が、約9ヵ月の活動を通じて北区を舞台にしたショートフィルムを制作し、国際短編映画祭への出品を目指す。
別所哲也氏は、「ショートフィルムを通じて、北区の皆さんと一緒に、区の魅力を世界中へ発信できることが楽しみ」 と北区との取り組みに向けた意気込みを語った。

 


北区は、若い世代の視点や感性を生かして地域の魅力発信を推進する 「O-KISS・U-KISS事業」*1*2において、俳優・別所哲也氏が代表を務める株式会社ビジュアルボイスと初めて事業連携を行う。北区では、「北区イメージ戦略ビジョン(KISS)」*3に基づき、平成23年度からO-KISSと、区にゆかりのある大学の学生に委嘱したU-KISSが協働し、若い世代ならではの視点と感性で、北区の魅力を発信する取り組みを続けている。

15年目を迎える今年度の 「O-KISS・U-KISS事業」 では、新進の映画監督・脚本家として注目を集める、こささりょうま氏を講師に招き、若手区職員で構成されるO-KISSメンバーと、北区と包括協定を結ぶ6大学の学生*4を対象に公募・委嘱するU-KISSメンバーで、6月より企画立案、脚本制作、撮影・編集など約9ヵ月間の活動を行う。完成した作品は、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭 「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2026」 へ出品し、アワードの受賞を目指すとともに、北区の魅力を広く国内外に発信する。

 事業連携にあたり、別所哲也氏はやまだ加奈子区長を訪問し対談を行った。別所哲也氏は、「ショートフィルムは、時代とともに移り変わるライフスタイルや価値観、コミュニケーションの在り方に柔軟に寄り添い、『今』 を映し出すことができる表現手段。ショートフィルムを通じて、北区の皆さんと一緒に、区の魅力を世界中へ発信できることを楽しみにしています」 と意気込みを語った。これに対し区長は、「映画が持つ、人の心を動かし共感を呼ぶ力は大きく、若い世代の感性を生かした作品によって、これまでにない北区の魅力が引き出されることを今から楽しみにしています」 と述べ、地域の魅力発信における映像の力と若者の創造力への期待を語った。

北区は、「北区イメージ戦略ビジョン(KISS)」 に基づき、区とゆかりのある大学の学生を「北区シティブランディング戦略大学生協力員(U-KISS)」 として毎年委嘱し、若手区職員による 「北区シティブランディング戦略推進員(O-KISS)」 と協働で、若い世代の視点と感性を生かした魅力発信を行い、区の知名度とイメージの向上に平成23年度より取り組んできた。
 

別所 哲也氏 画像
別所 哲也氏

別所哲也氏について

俳優、株式会社ビジュアルボイス代表取締役社長、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 代表。1990年、日米合作映画 『クライシス2050』 でハリウッドデビュー。米国俳優協会(SAG)会員。1999年より、日本発の国際短編映画祭 「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」 を主宰し、文化庁長官表彰受賞。映画、ドラマ、舞台、ラジオ等で幅広い活躍を遂げるとともに、観光庁「VISIT JAPAN大使」や内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員、カタールフレンド基金親善大使、映画倫理委員会委員、外務省 「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバーなど歴任。内閣府「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選出。第1回岩谷時子賞奨励賞、第63回横浜文化賞受賞。

 

別所哲也氏からのコメント

北区の皆さん、俳優でSHROTS SHROTS FILM FESTIVAL & ASIAの代表をしております、別所哲也です。
今回、北区の皆さんとショートフィルムを通じて、北区の魅力を伝えられるプロジェクトがスタートします。
僕自身も楽しみです。
ぜひ、多くの方に参加いただいて、一緒に北区の魅力を世界中に発信できたらと思っております。
よろしくお願いします。

株式会社ビジュアルボイスについて

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」の関連会社として、世界のクリエイターと企業・団体の課題をつなぎ、「映像製作事業」「イベントプロデュース事業」「コンテンツライツ事業」「メディア事業」の4つの事業を軸に、新たなビジネスソリューションを創造している。 

株式会社ビジュアルボイス ホームページ

こささりょうま氏について

神奈川県・座間市出身。18歳から独学で映画制作の道に入る。警察官と家出した女子高生の交流を描いた短編『LIKE THAT OLD MAN』は、第15回下北沢映画祭コンペティション部門では観客賞、準グランプリ含む三冠を獲得し,、東名阪各地の劇場でも上映。長編映画デビュー作「ココでのはなし」では、第39回ワルシャワ国際映画祭でワールドプレミア上映のほか、第11回アンタキア国際映画祭にて最優秀監督賞を含む四冠を獲得、第16回オースティン・アジアン・アメリカン映画祭にて審査員特別賞と、多数の国際映画祭にノミネート。翌年の日本公開では全国40もの劇場にて公開される。近年では、テレビ東京系ドラマ「晩餐ブルース」をメイン監督のほか、ケツメイシ「We GO」のMV の監督など多方面で活動している。

*1 北区イメージ戦略推進員(O-KISS/Officials-KIS・Staff)

区の若手職員が、既存の組織を越えてチームを組み、戦略的に北区をPRする活動を行っている。

*2 北区イメージ戦略大学生協力員 (U-KISS/University students-KISS)

北区にゆかりのある大学の学生に委嘱し、区と協働して北区の魅力発信や知名度向上に取り組んでいる。

*3 北区イメージ戦略ビジョン(KISS/Kita-ku Image Strategy & Scheme)

北区の知名度とイメージを高めるため、北区の個性と魅力をわかりやすく効果的に演出して広く発信する計画。平成8年3月策定。この計画を継承し、その目的を達成するための新たな行動指針として、平成24年7月に「北区イメージ戦略ビジョン(KISS)第2次行動計画」を策定した。

*4 大学との包括協定

区と大学との連携・協働に関する基本的な協定を締結し、それぞれが持つ人的、知的、物的資源を活用し、教育、文化、産業、健康、環境、まちづくり、防災・防犯などの地域課題の解決をすることにより、豊かな地域社会の創造を目指すもの。平成22年度から平成29年度までに、東京家政大学・東京家政短期大学、東洋大学、帝京大学、女子栄養大学、東京成徳大学、お茶の水女子大学の6つの大学と包括協定を締結している。 *大学名は協定の締結年度順

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