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<事前案内>河童忌2025特別鼎談「芥川龍之介 室生犀星 萩原朔太郎のいた田端」を開催

2025年5月23日(金曜日)

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芥川龍之介の写真
大正14年の芥川龍之介

7月24日(木曜日)、滝野川会館大ホール(東京都北区西ケ原1-23-3)で河童忌2025特別鼎談「芥川龍之介 室生犀星 萩原朔太郎のいた田端」が開催される。参加無料・要申込。
大正14(1925)年の夏、田端には近代文学を代表する龍之介・犀星・朔太郎の3人が暮らし、友情を育んでいた。それから100年を経た今年、3人の「孫」たちが初めて集い、それぞれの祖父への想いを語り合う。
また、6月7日(土曜日)~9月13日(土曜日)には、企画展「龍之介・犀星のもとに集った詩人 「詩のみやこ」から100年」も同時開催される。

 


「河童忌」とは、現在、芥川龍之介の忌日を指して用いられることが多い。しかし当初は、龍之介没後、昭和18年まで毎年開催された“偲ぶ会”を指していた。昭和2年7月24日、龍之介は田端の家で自らその生涯を閉じる。翌3年6月24日、1か月前倒しで開催された一周忌法要の後、芥川家からほど近い、会席料理屋「天然自笑軒」では、遺族をかこんで“偲ぶ会”が開催された。後にこの会は「河童忌」と呼ばれるようになる。以来、毎年7月24日には、親しい友人や龍之介を慕う文士たちが、昭和18年まで一年も欠かすことなく田端に集った。戦況の悪化により一時中断したが、「河童忌」は戦後も何度か開催された記録が残っている。

田端文士村記念館では、芥川没後90年を契機に平成29年から、遺族の協力を得て「河童忌」を復活させた。9回目となる本年の「河童忌」では、芥川龍之介、室生犀星、萩原朔太郎の3人の「孫」が初めて集い、鼎談を行う。朔太郎の転入で、田端に3人が集ったのが大正14年、それから100年後、当時の田端を振り返り、3人の「孫」たちが、それぞれの祖父への想いを語り合う。

開催日時

7月24日(木曜日)午後2時開演(午後1時開場)

開催場所

滝野川会館 大ホール(西ケ原1-23-3)

アクセス

  • JR京浜東北線「上中里駅」から徒歩7分
  • JR山手線「駒込駅」北口から徒歩10分
  • 地下鉄南北線「西ケ原駅」出口1から徒歩7分

入場料

無料

募集人数

450名(抽選・全席自由)

申込方法

往復はがきまたは申込フォームで6月30日(月曜日)必着。
※応募は1人1回、1件につき2名まで可。はがきとフォームの重複は不可。

はがきの記入要項

往信の裏面:「河童忌2025希望」と記入し、郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢を明記。※2名の場合は両名分。
返信の表面:応募者の住所・氏名。※2名の場合は代表者。

申込フォーム

 

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共催

東京都北区

登壇者

左より順に芥川 耿子(あくたがわ てるこ)、室生 洲々子(むろお すずこ)、萩原 朔美(はぎわら さくみ)

芥川 耿子(あくたがわ てるこ)

室生 洲々子(むろお すずこ)

萩原 朔美(はぎわら さくみ)

~同時開催~

企画展「龍之介・犀星のもとに集った詩人 「詩のみやこ」から100年」

内容

田端文士村最盛期を担った詩人たちの旋律と交友関係を紹介。


開催日時

6月7日(土曜日)~9月13日(土曜日) ※休館日を除く
 

お問い合わせ

田端文士村記念館
〒114-0014 東京都北区田端6-1-2
電話:03-5685-5171