News Release
北区と株式会社エムアイフードスタイルが「災害時における物資の供給に関する協定」を締結
2025年3月26日(水曜日)

3月24日(月曜日)、東京都北区と株式会社エムアイフードスタイルは、「災害時における物資の供給に関する協定」を締結した。本協定は、災害時に被災者のために食料品等の物資調達が必要となった場合に備え、物資供給の協力体制を構築するものである。
災害時に区からの要請に応じて、同社が製造する多様な食料品等の提供を迅速に受けることが可能になり、避難所生活における食事の質の向上や災害対応の更なる充実が図れるようになる。
北区と株式会社エムアイフードスタイル(東京都新宿区西落合二丁目18番20号ナレッジパーク3階)は、「災害時における物資の供給に関する協定」を締結した。
同社は、令和6年11月22日にJ&MALL(ジェイトモール、北区上十条二丁目27番)2階にオープンしたクイーンズ伊勢丹十条店の運営事業者であり、地域貢献として災害時の物資供給の提案を受け、協定締結に至ったものである。なお、同社が自治体と協定を締結するのは今回が初となる。
本協定の締結により、発災時の区からの要請に基づき、同社が製造するレトルト食品や缶詰、ベーカリー製品、弁当など、多様な食料品等の提供を迅速に受けることが可能になり、避難所生活における食事の質の向上や災害対応の更なる充実が図られるものである。
この日、北区役所で協定締結式が行われ、やまだ北区長は「協定締結の提案をいただき、実現に至ったことを、大変ありがたく思っている。能登半島地震を踏まえ、首都直下地震の発生が切迫する中、区としても様々な備えを進めているが、備蓄に関することは区民の皆さまの関心も高い。区民の皆さまにも広くお伝えしていくとともに、今後は、災害時への備えとして、訓練の実施なども含めた連携体制の構築について協議を進めていきたい。」と話した。
また、協定締結式に出席した同社代表取締役社長の雨宮隆一氏は、「北区と災害協定を締結できたことは改めて身が引き締まる思いである。当社は食品スーパーとして、地域の皆さまに安定的に食を提供し続けてきたが、災害時には地域のライフラインとしての機能を期待されていると考えている。北区にとってなくてはならないエッセンシャルワーカーとして、スーパーマーケットとしてだけではなく、食品製造メーカーとしても、最大限努めていきたい。今後は北区との連携を強化するため、社内の体制づくりも進めていきたい。」と話した。
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