3月5日（水曜日）、北区と十条駅西口地区市街地再開発組合、日鉄興和不動産株式会社、東急不動産株式会社は「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業における地域商業連携に関わる基本協定書」を締結した。
これは、再開発事業で整備されたJ&MALL（ジェイトモール）と地域商業（十条地区の商店街）との連携を推進し、街の活性化及び価値向上に寄与することを目的とするもの。
今後は、本協定に基づき、地域商業のイベントとの連携など、様々な取り組みを実施していく。

十条駅西側では、「十条地区まちづくり基本構想」に基づき、十条地区の「にぎわいの拠点」のシンボルにふさわしい土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため、組合施行による市街地再開発事業を進めている。

当事業では、地域生活を支える商業・サービス・住宅等の機能を集約させた良質な都市型住宅の整備とともに、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤や公益施設の整備を行っており、2024年10月には再開発ビルが竣工、12月には公益施設であるJ&L（ジェイトエル）が開設している。

また、区では十条地区の魅力的な商店街を中心とするまちのにぎわい創出に関して、過年度より取り組んできたところではあるが、この度、本事業の参加組合員である日鉄興和不動産株式会社及び東急不動産株式会社から、J&MALL（ジェイトモール）と地域商業（十条地区の商店街）との連携に関する提案があったため、本協定を締結した。

本協定の取り組み内容は以下の通りであり、十条駅西口地区市街地再開発組合、日鉄興和不動産株式会社、東急不動産株式会社、北区が相互に連携・協力して実施する。
（1）ジェイトモールと地域商業との連携を企図した連絡会の実施
（2）賑わいの創出のための地域商業のイベントとの連携
（3）その他、十条駅周辺の活性化に向けた取組の検討
なお、上記に要する費用は日鉄興和不動産株式会社及び東急不動産株式会社が負担する。