News Release
「パリ2024オリンピック・パラリンピック報告会」を開催
2025年3月10日(月曜日)

3月4日(火曜日)、北区立稲付中学校(赤羽西6-1-4)で、北区ゆかりのアスリートを迎えて「パリ2024オリンピック・パラリンピック報告会」を開催した。
これは、2024年夏に開催された、パリ2024オリンピック・パラリンピックでの選手たちの活躍に対し、地元から労いの気持ちを伝えるとともに「トップアスリートのまち・北区」を推進する事業の一環として実施。
当日は、小川仁士選手、鏡優翔選手、澤田優蘭選手と塩川竜平選手の4名が参加。会場となった稲付中学校の生徒をはじめ、区民や関係者約450名から選手たちに祝福や労いの言葉が送られた。
味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)や国立スポーツ科学センター(JISS)、東京都障害者総合スポーツセンターなど、世界レベルのアスリートが集う施設がある北区では「トップアスリートのまち・北区」を掲げ、オール北区でスポーツに関するさまざまな取組みを行っている。今回、パリ2024オリンピック・パラリンピックに出場した、北区ゆかりのアスリートを迎えて報告会を開催。
パラリンピックの車いすラグビーで金メダルを獲得した小川仁士選手は、「皆さんの日本チームへの応援のおかげで金メダルを取ることができました。皆さんとともに取った金メダルを出身である稲付中学校に持って帰れて、本当に嬉しいです。」と喜びを語った。
オリンピックのレスリング女子フリースタイル76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手は、「金メダルを取るという目標を持ち、準備を重ねてきました。自分の方が準備をしてきたという自信あったので、笑顔で試合会場に入場し、緊張することなく試合を楽しんで戦うことができました。目標を持つこと、目標を達成するために準備をすることは、皆さんにとっても大きな支えになると思います。」と自身の経験を交えたアドバイスを会場に送った。
陸上女子4×100mユニバーサルリレーで4位入賞した澤田優蘭選手とガイドランナー・アシスタントの塩川竜平選手は「メダルを目指してチャレンジしましたが、自分たちにとっては悔しい結果に終わり、改めて勝負に勝つことの難しさを実感した大会でした。ただ、パリ大会の会場は観客も多く、声援で非常に盛り上がっていました。今後もパラスポーツがさらに盛り上がるよう、良いパフォーマンスをして、応援してもらえるように頑張ります。」と強い思いを語った。
生徒からアスリートへの質問コーナーでは、「ガイドランナーのやりがい」や「視覚障害アスリートとの信頼関係の築き方」などのパラスポーツに対する疑問や、「試合で練習と同じパフォーマンスを発揮する方法」「試合の際の緊張のほぐし方」などアドバイスを求める質問に、トップアスリートたちが自身の思いや経験をもとに丁寧に回答していた。
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