News Release
東京家政大学が「十条コレクション・ハンドメイドショップ」開催
2025年2月4日(火曜日)

2月1日(土曜日)、十条銀座商店街会館1階お休み処(十条仲原1-4-8)で、東京家政大学服飾美術学科の学生が製作した子ども服、小物や雑貨など約300点を販売する「十条コレクション・ハンドメイドショップ」が開催された。販売品は、学生が商品企画から製作までを手掛けた一点物。この日、店には学生たちの手作り作品を求めた利用客が次々と訪れ、店内は多くの人でにぎわった。
また、今回初めて「ワークショップ~レジン細工でアクセサリーを作ろう~」を実施。参加した親子は、個性あふれるアクセサリーづくりを楽しんだ。
「十条コレクション・ハンドメイドショップ」は、区と包括協定を結んでいる東京家政大学の学生が商品企画や設計、価格までを考え、製作したオリジナルのアパレル製品を販売するイベント。学生が学び身につけた能力を実践で試し、研究意識の向上につなげようと、同大学服飾美術学科の製作実習の一環として平成23年から毎年開催。平成24年からは十条銀座商店街振興組合が協力し、同商店街会館で開催している。
販売される商品は、子ども服や小物(アクセサリーや雑貨)など約300点で、価格帯は、小物が300~400円、衣類は1,000~2,000円のものが中心。どれも学生たちがこだわり抜いた自信作ばかりで、「フリル、リボンの配置とビーズの色が1つ1つ違うので、1点ものになっています!」など、商品の特徴や学生の想いが手書きされたタグもついている。
この日、学生たちは受付や接客、会計などに大奮闘。店内では、複数の商品を手に取って熱心に見比べたり、学生に素材の特徴について質問したりと、質の高い手作り製品に感心しながら楽しそうに買い物をする利用客の姿が多く見られた。訪れた親子は「商品がとてもかわいかったです。子ども服と恐竜のキーホルダーを買いました。子どもも気に入ってくれたみたいです」と笑顔で話してくれた。
また、今回初めての取り組みとして、「ワークショップ~レジン細工でアクセサリーを作ろう~」を実施。まず、子どもたちは好きなアクセサリーのパーツを選び、学生から飾り付けの仕方やUV-LEDレジンと呼ばれる液体の塗り方を教えてもらった後、いざ実践。キラキラしたパーツを思い思いの位置に飾り付けた後、細い棒に液体をつけて慎重にパーツに塗っていく。液体はUV-LEDライトで60秒程度照らすと固まる性質があるため、作業の段階ごとに計3回ライトに照らしてパーツの固まり具合を慎重に確認していた。パーツが固まった後は、好きな位置に穴をあけて、キーホルダーのアクセサリーが完成。子どもたちは、完成したキーホルダーを嬉しそうに眺めながら、喜んでいる様子だった。


<参考> 東京家政大学(板橋区加賀1-18-1)
平成23年3月、人的・知的・物的資源を活用した地域社会の発展や住民福祉の向上、人材育成や学術の発展を目的に、北区と「連携・協働に関する包括協定」を締結した。
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