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<事前案内>熊野神社で「白酒祭」開催

2025年1月24日(金曜日)

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オビシャ(御歩射)の写真
オビシャ(御歩射)の様子
甘酒と災難除切餅が振る舞われる様子の写真
甘酒と災難除切餅が振る舞われる様子

2月7日(金曜日)、熊野神社(志茂4-19-1)で『白酒祭』が開催される。午前11時から正午頃まで。これは、地域の五穀豊穣を祈った村の祭事を起源とする祭で、600年の歴史があるといわれている。
祭では、悪霊退散等を願って「鬼」と書かれた的を弓矢で射ぬく「オビシャ(御歩射)」が披露される。白酒祭は、平成14年に北区指定無形民俗文化財に指定されており、古くからこの地に伝わる白酒作りの作業唄「白酒の唄」が神楽殿で披露されるほか、甘酒と災難除切餅が振る舞われる。

『白酒祭』は、正月7日に行われる地域の五穀豊穣を祈った村の行事が起源で、600年の歴史を持つとされている都内でも数少ない風習。村人が熊野神社の裏を流れる川の清水を用いて白酒を仕込み、祭礼日に振る舞ったことから白酒祭と呼ばれ、昭和初期頃から神社の祭事となり、毎年2月7日に開催している(平成14年4月9日に北区指定無形民俗文化財に指定)。

祭では、五穀豊穣と悪霊退散を願い、「鬼」と書かれた直径1.8mの的を8mほど離れた位置から氏子総代らが3本の矢を射る「オビシャ(御歩射)」が披露される。1本目の矢は「捨て矢」として故意に外し、2、3本目の矢を当てるのが祭りの習わしで、射手の矢が的に当たると鬼を退治したことになる。かつては、桃の木の弓と篠竹の矢を自作し、使用された矢は魔除けになると言われ、くじに当たると持ち帰ることができたが、現在は既成のものを使用している。

また、古くからこの土地に伝わる白酒作りの作業唄「白酒の唄」などが神楽殿で披露され、境内では甘酒と短冊形の災難除切餅が振る舞われる(無くなり次第終了)。

日時

2月7日(金曜日) 午前11時から正午頃まで

場所

熊野神社(北区志茂4-19-1)

  • 東京メトロ南北線志茂駅徒歩7分、JR赤羽駅東口徒歩17分

お問い合わせ

・熊野神社
電話番号:03-3902-2140
・北区飛鳥山博物館
電話番号:03-3916-1133