北区は10月5日（土曜日）から、「ドナルド・キーンと『源氏物語』展」を北とぴあ17階展望ギャラリーと北区飛鳥山博物館3階アートギャラリー第1室の2会場で開催する。
今回の展示では、ドナルド・キーンと『源氏物語』を中心に、古典と現代、古典と世界文学に関するドナルド・キーンの研究の足跡をたどることができる。

第1会場：「古典と現代」

1988年10月8日に福井県武生市文化センター(現・越前市)で行った講演、「私と源氏物語」をもとに、繊細で平和な『源氏物語』の世界との出会いと驚き、また日本文学研究の探求の跡を紹介する。

会期

10月5日（土曜日）～11月24日（日曜日）会期中無休

開館時間

午前8時30分～午後10時

会場

北とぴあ17階 展望ギャラリー

入場料

無料

第2会場：「世界のなかの『源氏物語』」

戦後、日本留学中の1954年に、自ら日本語で執筆した「西歐人の源氏物語の觀賞」に焦点をあて、世界文学のなかで『源氏物語』の文学的価値を論じ、さらに古典文学とその翻訳の可能性について示す。また、各国語に翻訳された『源氏物語』を展示し、文字通り世界文学となった『源氏物語』の今日的意義を紹介する。

会期

10月5日（土曜日）～11月24日（日曜日）

10月14日（月曜日）、11月4日（月曜日）を除く毎週月曜日休館日

開館時間

午前10時～午後5時

会場

北区飛鳥山博物館3階 アートギャラリー第1室

入場料

無料