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「小学生との区政を話し合う会」開催

2024年10月18日(金曜日)

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写真:児童のグループがスライドを見ながら発表する様子
写真:児童の発表の様子

10月16日(水曜日)、北とぴあ(王子1-11-1)で、小学生から区政への意見や提案を聞く「小学生との区政を話し合う会」を開催した。
この日、区立小学校20校から推薦された5・6年生児童40名が6つのグループに分かれ、「北区に危機がせまった時のためにあなたがいつもの生活の中でできることを考えてみよう」をテーマに「Google Classroom」や「Google スライド」を駆使しながら意見をまとめ、やまだ区長をはじめとした区関係者の前で発表した。
各グループの発表では、北区に危機が迫ったときのために、いつもの生活の中でできることとして、「地震のときに物が倒れてこないよう、ストッパーを付ける」や、「非常時のための備えについての冊子を作成したり、人が多く集まる場所にチラシを貼ったりする」など自信を持って提言していた。

北区では、さまざまな機会を通じて区民の声を区政に反映させていこうと、幅広い年代層からの広聴活動を行っている。その一環として、年少期から積極的に地域や区政に関心を持ってもらうために「小学生との区政を話し合う会」を平成13年度から実施している。

今回は、区立小学校20校から推薦された5・6年生児童40名が北とぴあに集まり、「北区に危機がせまった時のためにあなたがいつもの生活の中でできることを考えてみよう」をテーマに話し合いと発表を行った。子どもたちは6つのグループに分かれ、司会者・発表者・書記の役割分担をしてから、個人で「北区に危機が迫ったときのために、いつもの生活の中でできること」について考えた。その後、グループ発表に向けて班での話し合いを開始。「Google Classroom」や「Google スライド」を活用し、リアルタイムで様々な意見を次々と書き込みながら意見を共有し、白熱した議論を進めていた。司会者は班の意見をまとめることに最初は苦戦していた様子であったが、互いの意見を尊重しながら、少ない時間の中で意見をまとめていた。

その後、区関係者を前にグループごとに意見を発表。「地震のときに物が倒れてこないよう、ストッパーを付けることを、今までしていなかったが今後はやってみたい」や、「非常時のための備えは今までしたことはあるが、もっとたくさんの人にやってもらうため、内容が年代別に違う備えについての冊子の作成や、みんなが見たり行ったりするようなところにチラシを貼る」などの考えが発表された。

やまだ区長は「今日参加して感じたことを、友達や家族と一緒にもう一回話し合ってください。今日来られなかった友達にも、広く伝えていただきたいと思います。また、話し合ったり意見交換したりしたことをこのあと行動にうつしていただきたいと思います」と話した。

参加した6年生の児童は「自分が住んでいるこの北区に関わる体験があると思っていなかったので、参加することができて嬉しく思います。これからも自分の住んでいる街に関わっていきたいと思いました。私たち子どもの意見を取り入れてくれると、その意見をもとにしたこともできてくると思うので、こういう活動はいいなと思います」と語ってくれた。

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