News Release
「テニスフェスティバル2024」で車いすテニスを体験
2024年11月15日(金曜日)

11月10日(日曜日)、浮間舟渡テニスコート(浮間4-27-1)で、北区は「テニスフェスティバル2024」を開催し、小学生から高齢者までの30名が参加した。これは、障害の有無に関わらずアスリートとの車いすテニス体験を通じて、区民の障害者スポーツへの理解・関心を深める目的で開催するもの。
2016年リオデジャネイロパラリンピック(男子ダブルス)で銅メダルを獲得した齋田悟司選手*1と2024年パリパラリンピック出場の眞田卓選手*2らを講師として迎え、約3時間の直接指導や交流イベントが行われた。参加者たちは、ハの字型に車輪が傾いた競技用車いすの扱い方等に苦戦しながらも、障害者スポーツの奥深さや面白さを感じ取っていた。
北区では、区民の障害者スポーツに対する理解・関心を深めてもらおうと、障害のある方もない方も一緒にスポーツ体験をする「北区ハートスポーツフェスタ」や、障害者週間に合わせて「障害者週間記念講演会」を開催するなど、様々な取り組みを行っている。
これらの取り組みの一環として、この日、浮間舟渡テニスコートで『テニスフェスティバル2024』を開催。2003年に日本人選手として初めて国際テニス連盟から「世界車いすテニスプレイヤー賞」を受賞し、パラリンピックで数々のメダルを獲得した齋田悟司選手、2024年のパリパラリンピックに出場している眞田卓選手らを講師として迎え、参加者30名とともに、約3時間にわたり車いすテニスの直接指導やパラリンピアンと参加者との交流イベントなどを行った。
障害のある方もない方も一緒になって体験する車いすテニス体験会では、まず講師から車いすの扱い方の指導を受けた後、ボールを打つことに挑戦。参加者たちはラケットを持ちながら慣れない車いすの扱いに悪戦苦闘していたが、両選手からアドバイスを受けて徐々に慣れ、軽快に動きながらショットを決めていた。そのほか、両選手やコーチと対戦する交流会では、アスリートが繰り出すスピードある鋭いショットに歓声が上がるなど、大いに盛りあがりをみせるイベントとなった。
齋田選手は「皆さんに車いすテニスを体験していただき、難しさや楽しさを味わっていただけたのではないかと思います。これからも車いすテニスを是非応援してください」と話し、眞田選手は「車いすテニスやテニスは、創意工夫することで楽しく運動できるものなので、可能性が多くある競技であると思います。今後も皆さんとテニスを通じてたくさん交流できたらと思っています」と話してくれた。
姉弟で参加した小学生の児童は、「車いすテニスをしたのは初めてで最初は難しかったけど、教えてもらって練習したら打てるようになったのですごく楽しかったです」と嬉しそうに話していた。
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