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<事前案内>歌川広重の浮世絵を再現「王子狐の行列」開催

2024年12月13日(金曜日)

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写真:巨大な狐の面を持って行進する人たち
写真:装束稲荷を出発する「王子狐の行列」の様子(令和元年~令和2年)

12月31日(火曜日)から令和7年1月1日(水曜日・祝日)にかけて、除夜の鐘とともに裃や着物姿の人たちが、お面やメイクで狐に扮し、装束稲荷(王子2-30-13)から王子稲荷神社(岸町1-12-26)までの約1kmを練り歩く「王子狐の行列」が行われる。
これは、歌川広重の浮世絵に描かれた世界観を再現し、子どもたちに地元の歴史や文化を伝え、街を盛り上げようと、地域住民により平成5年から始まったイベント。今回で32回目。
親たちが考案した王子狐メイクやお面を被った参加者は、提灯をかざしながら行列を成し、子狐囃子の音と共におごそかに練り歩く。途中、王子稲荷神社から迎えに来た狐との「提灯交換の儀」も行われ、会場周辺は幻想的な空間に包まれ、毎年多くの見物客が訪れる。

初代歌川広重の名所江戸百景「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」の浮世絵では、その昔、王子には毎年大晦日の晩になると、各地のお稲荷さまの使者とされる狐が、狐火を灯して一本の大きな榎の下に集まり(現・装束稲荷)、装束を整え関東総司である王子稲荷神社に参詣したという言い伝えを描いている。近隣農家の人々は、その狐火の数によって翌年の田畑の豊凶を占ったという。

「王子狐の行列」は、この浮世絵と昔語りを現代に再現し、長年に渡り王子が育んできたふるさとの歴史と文化を子どもたちに伝え、街おこしに繋げようと地域の人たちの手によって平成5年から始まった。平成11年度には「地域づくり団体自治大臣表彰」を受賞し、今回で32回目となる。現在、装束稲荷周辺はすでに狐火に見立てた提灯が飾られ、幻想的な光で彩られている。

日程

12月31日(火曜日)

開始時刻

内容

午後1時~3時

こぎつねさんのスタンプめぐり(事前申込制:12月23日~25受付、定員150名)

午後11時

鏡割式(装束稲荷前)・参拝記念御餞米配布

鏡割式終了後

狐の行列整列開始 ※これから一般の方は、一部の区域に入れません。

1月1日(水曜日・祝日)

開始時刻 内容

午前0時

カウントダウン(装束稲荷前)・狐の行列 出発

午前1時30分

王子稲荷神社到着、解散予定

行列コース

装束稲荷→王子銀座商店街→北とぴあ前→権現坂ガード→森下通り→石鍋商店前→王子稲荷神社

主催

王子狐の行列の会

後援

東京都北区 ほか

「王子狐の行列」への参加

申込方法

王子狐の行列公式ホームページの「参加お申込」から申込み

【公式ホームページURL】

定員

80名程度(先着順)

費用

大人(高校生以上)1名につき2,000円

※中学生以下は無料。ただし、大人の参加者の同伴が必須。

参加条件

王子流の狐メイクもしくは狐面を着用し、和服を着る

※狐メイクはホームページを参考に自身で施すか、会場で有料の狐メイク(2,000円)を受ける。王子狐メイクは社務所の横にあるテント本部で受付申し込み(午後1時から2丁目会館にて事前申し込み済みの参加者、午後6時から2丁目会館と東横インにて事前申し込み済みの参加者と当日希望者)。

お問い合わせ

王子銀座商店街 電話03-3919-1962 又は
王子狐の行列の会広報 電話03-3943-1790