令和6年8月15日（木曜日）、区立中央図書館（北区十条台1-2-5）の管理係職員及び警備スタッフが、「チーム中央図書館」を代表し、永池王子消防署長から救命活動に対する感謝状の贈呈を受けた。
これは、同年7月8日（月曜日）に館内で昏倒した男性に、上記スタッフを中心に中央図書館の職員・スタッフが協力して、AEDの使用や心臓マッサージによる救命活動を行ったことに対するもの。

7月8日（月曜日）12時18分頃、区立中央図書館内で突然男性が倒れ、警備員・館内スタッフが駆け付けた。熱中症等で体調を崩す方が多いため、普段から警備員・館内スタッフとも利用者の様子を注意して見ていた。
男性は倒れてすぐは意識があったが、すぐに消失、呼吸確認したところ止まっており、脈もなかったため、その場の判断でAEDを使用、同時に救急隊へ通報した。AEDで脈は戻らず、心臓マッサージに切り替え、その後、救急隊が到着し引き継いだ。
同館職員・スタッフの迅速かつ勇気ある行動に敬意を表し、この日、同館において署長感謝状の贈呈式が行われた。王子消防署の永池署長は、救命活動にあたった職員・スタッフに対し、「日頃の訓練の成果を発揮し、救命活動を行っていただきましたことに感謝申し上げます。」と話した。
中央図書館の持田館長は「警備に携っていただいている皆さんや区職員の皆さんなど、中央図書館の運営にご協力いただいている方々のチームワークの成果だと考えています。今後も更に高いレベルのチームワークが発揮できるよう全員で努力していきたいと思います。」と話した。