News Release 代替テキスト

アジア諸国の政府研修生を渋沢ツアーに招待

2024年9月6日(金曜日)

ページ番号1017575 

印刷大きな文字で印刷

写真:記念撮影をするアジア諸国からの研修生らと区長
写真:政府職員研修生らとやまだ加奈子北区長

9月5日(木曜日)、アセアン諸国等の公的統計に携わる政府職員15名を北区に招待し、渋沢ツアーを開催した。
これは、例年、公益財団法人統計情報研究開発センターが実施する石橋信夫記念国際交流事業の一環として行われている北区の訪問を、「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」の一つとして実施したもの。
渋沢ツアーでは、はじめに北区の統計調査業務の説明をした後、王子神社での茶道体験、渋沢翁関連施設や新一万円札の製造工程を見学した。研修生は、渋沢翁の功績や北区の観光資源に大きな興味を持った様子であった。

公益財団法人統計情報研究開発センターでは、平成30年度から、開発途上国の公的統計に携わる政府職員を日本に招き、国・地方における公的統計の作成実務、提供、利活用等についての研修を提供し、広く公的統計の発展に資することを目的とした、石橋信夫記念国際交流事業を実施している。

北区は9月5日(木曜日)、昨年度に引き続き研修生の受け入れをを行うとともに、今回は、新一万円札の肖像の渋沢栄一翁を核としたプロモーションである「新一万円札発行カウントダウンプロジェクト」の一つとして、渋沢ツアーを開催した。

この日、15名の研修生は、やまだ加奈子北区長から「ようこそ北区にお越しくださいました。実際の統計調査事務は、地方自治体が行う実務と住民の方々のご協力で成り立っています。是非その点を、自国の統計施策立案にお役立ていただけたらと思います」と歓迎を受け、職員から北区における統計業務の説明を受けた。

その後、東京都指定文化財となった大イチョウで知られる王子神社で神社の見学とともに、日本伝統文化の一つである茶道を体験した。研修生は、独特の所作にとまどっていたものの、裏千家の先生による丁寧な説明を受けて楽しみながら体験し、日本の伝統文化に興味を持った様子であった。さらに、飛鳥山公園の魅力向上事業「shibusawa hat」で整備したレストラン「APRON MARK」での懇談会で区関係者との親交を深めた後、渋沢史料館で渋沢翁の功績について見学した。

国立印刷局東京工場では新一万円札の製造工程等を見学。熱心に見学や質問をし、ハイセキュリティでみんなが使いやすいデザインとなっていることを学び、紙幣への理解を深めていた。研修生は、「工場見学で先端の技術を体験し、ビデオや資料、展示室で多くのことを学ぶことができました。ありがとうございました」と語ってくれた。

お問い合わせ

地域振興部 地域振興課 地域振興係
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1(北とぴあ10階)
電話:03-5390-0092
地域振興部 地域振興課 地域振興係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。