News Release
「スポGOMI in 東洋大学」開催
2024年4月16日(火曜日)

2024年4月13日(土曜日)、東洋大学赤羽台キャンパス(赤羽台1-7-11)周辺で、令和6年度新入生歓迎行事「スポGOMI in 東洋大学」が開催された。
スポGOMIは、ごみ拾いとスポーツを組み合わせた日本発祥の新しいスポーツイベントのこと。
この日参加した新入生354人は、赤羽台キャンパスを中心とした周囲約3kmを歩いて、総重量133kgのごみを拾い集めた。イベントに参加した新入生や教員からは「予想以上のごみが集まり驚いた」などの声が寄せられた。
この日、東洋大学赤羽台キャンパス周辺で「スポGOMI in 東洋大学」が開催された。「スポGOMI」とは、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが考案したごみ拾いとスポーツを組み合わせた日本発祥の新しいスポーツイベントのこと。予め定められたエリアで制限時間内にチームでごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合う。令和5年には、世界で初めて「スポGOMI」のワールドカップが日本で開催されている。
今回のイベントは、東洋大学健康スポーツ科学部の新入生歓迎行事と社会貢献活動を組み合わせて行われたもので、赤羽台キャンパスでは今年度が初開催となった。
まず、開会式で行われた選手宣誓では、代表の学生2名が「スポGOMIを通じて学部内交流を深め、北区のまちをキレイにすることを誓います!」と宣誓。その後、新入生354人が44チームに分かれた後、作戦会議を実施。初めて顔を合わせるメンバーで緊張しながらも、集めるごみの種類、歩く経路などを話し合っていた。出発前に事務局が「ゴミ拾いはスポーツだ!」と掛け声をかけた後、各チームは一斉に赤羽台の競技エリアに繰り出した。
各チームは、ごみの種類別に分けられたビニール袋を片手に、植木や自動販売機の隙間など隅々から見つけたごみを分別しながら袋に入れていった。最初は緊張していた学生たちも「もっと大きなごみはないかな。優勝するために頑張ろう」と互いにコミュニケーションを取りながら、交流を深めていた様子だった。慣れてきた頃には、ペットボトルや食品容器、たばこの吸い殻などでビニール袋が満杯になっていた。終了時刻間際になると、各チームが満杯になったビニール袋を手に戻ってきて、最終的に総重量133kgのごみが赤羽台のまちから回収された。
優勝したチームアキヒロは、拾ったごみの総重量5.42kgで1,070ポイントを獲得。メンバーは「最初はあまり乗り気ではなかったけれど、やってみたら楽しくて良い経験になりました。たくさんゴミを拾えてよかったです。チームメイトと良いコミュニケーションがとれて楽しかったです」と話し、他の新入生からは「傘や吸い殻が多い印象でした。普段ごみが落ちているのを気にしたことはありませんでしたが、今後は気にしてみようと思った」といった声が聞かれた。主催した東洋大学の関係者は「予想以上のごみが集まり驚いた。赤羽台のまちを少しでもきれいにできたと思う。これからも様々な形で地域に貢献していきたい」と話していた。
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