学校経営計画

ページ番号2002901  更新日: 2025年5月2日

印刷大きな文字で印刷

教育目標

  • よく考える子
  • 助け合う子
  • たくましい子

学校経営計画

学校経営の基本方針

 「学校は子供のためにある。」滝野川もみじ小学校で展開されるあらゆる教育活動を、この一点に集約させて行います。子供の過去に思いを馳せ、子供の現在(いま)を共感的に理解し、子供の未来を信じて、よりよく生きる力を身に付けるための様々な手だてを講じて、子供の幸福を追求しなければなりません。言い換えれば、教育とは「ありのままを認め、あるべき姿に変容させる」営みともいえます。そのため、教職員一人一人が子供一人一人に対し、愛情をもってよく見つめ、将来の望ましい姿を思い描きながら、長期的な視点に立って適切な支援をすることが必要であります。目の前にいる一人一人の子供の幸せのために全力を尽くす意識をもって指導にあたります。また、全教職員が協働体制を築き、組織として対応してまいります。そして、何よりも教職員がお互いを尊重し、よさを認め、互いの理解と信頼の上に立って、もっている力を発揮できる集団を目指してまいります。
 特に、教員には次の諸点を大切に、教育活動に当たるようにします。

 (1) 人格を磨き、教師としての識見、指導力を伸ばす努力をする。

 (2)どの子も学ぶ喜びをもてる授業を工夫する。

 (3)子供の心が分かる教師を目指す。

 (4)教員自ら健康管理に留意する。

 (5)組織人としての自覚のもとに行動する。

 (6)子供と地域があっての学校であるという認識をもつ。

 (7)安全で快適な学校になるよう努力する。

目指す学校像……「明日も来たくなる学校」

具体的には、

(1) 児童が毎日楽しく期待をもって登校する学校

 ・授業がよく分かり、進歩・向上が自覚できる。

 ・一人一人の違いが認められる。

 ・自分の力が発揮できる。

 ・自分の居場所がある。

(2) 保護者が安心して子供を任せられる学校

 ・安全を最優先し、良好な教育環境である。

 ・教職員が情熱をもち、熱心に指導をしてくれる。

 ・一人一人の児童に寄り添い、よさや可能性を伸ばしてくれる。

(3)教職員が自分の力を十分に発揮できる学校

 ・教育活動が活発で、児童の成長が実感できる。

 ・自分の仕事に責任をもって行い、組織としてまとまっている。

 ・研究実践を通して、資質の向上を図っている。

(4)地域の人が誇りに感じる学校

 ・児童が、明るく気持ちのよい挨拶をすることができる。

 ・教育理念が明確で、教育活動が充実している。

 ・地域も教育活動に協力でき、施設も開放している。

「明日も来たくなる学校」を実現するためには、「きめ細かく、丁寧な指導・対応」が重要であると考えます。時間や手間を惜しんだために信用を失うことがないよう、「きめ細かく、丁寧な指導・対応」を心がけていきたい。

目指す学校像を実現するために

(1) 確かな学力の定着を目指した日常の授業の充実

・教育は教師の意欲と創意工夫にかかっています。より良い授業を目指し、授業改善を図ります。様々な研修の機会を活用し、教師相互に学び合い高め合い、授業改善に結び付けていきます。

・研究を通して学んだことを日々の授業に生かし、児童にとって「分かる授業」や「学ぶ喜びを感じることができる授業」の日常化に努めます。

・算数少人数指導や特別支援教室専門員、学力UP講師、学級経営支援員スクールカウンセラー等を活用し、個に応じた指導を進めます。

(2)豊かな人間性をもった児童の育成

・「あいさつ」は、人と人との交流の出発点であります。明るく元気に「あいさつ」をすることができる児童を育てるために、師弟同行の精神をもって、教師が積極的に児童に声をかけます。また、あいさつ週間等において委員会等と連携し児童の自発的な活動を高めていきます。

・道徳の時間の充実を図り、道徳の時間を通して児童の豊かな心を養います。道徳の時間と各教科や学校行事等との関連を図り、全教育活動を通して、道徳的実践力を高めていきます。

・音楽や図画工作をはじめとする教科の学習を通して、美しさを感じ取る感性を養います。また、文化的行事等の表現活動を大切にし、豊かな表現力や感性、協力する心を育てていきます。

・健康や体力は生活を営むための土台であり、スポーツは身体だけでなく、心を豊かにすることができます。日ごろから健康の保持・増進や体力向上を図るとともに、運動やスポーツに親しむ場や機会を工夫していきます。

・一人一人の児童に寄り添い、児童理解に努め、個に応じた指導を進めていきます。また、スクールカウンセラーによる全員面接、連携授業等の活動の活性化を図り、児童の心の理解に努めます。さらに、特別な支援が必要な児童に対し、巡回指導教員や特別支援教室専門員を活用し、個に応じたきめ細かな指導を進めていきます。

(3)児童の規範意識の醸成

・集団生活の規律やルールを身に付けるために、学校全体の共通理解を進め、同一の指導方針により指導の徹底を図ります。そのために、情報交換と共通理解を図り、共通実践を進めていきます。

・いじめ、不登校の早期発見および早期対応に努めていきます。そのためにも、小さな児童の変容や気になる行動に対しても情報を共有します。また、児童の問題行動等についての保護者への連絡を確実に行い、理解と協力のもとに指導を進めていきます。また、いじめ防止対策委員会を中心に、実態の把握と対応策の検討を進めていきます。

・児童は教師の背中を見て育つ。「言葉より行動」をモットーに児童の指導にあたります。

(4)開かれた学校を目指した、家庭・地域社会との連携

・「子供の姿」を通して家庭や地域の信頼を得られるよう、日頃の充実した教育実践こそが信頼の基盤であることを自覚し、教育活動を展開します。そのため、7月を除き毎回の土曜授業公開を実施します。

・学校運営連絡協議会を年3回実施するとともに、学校運営連絡協議会委員や保護者対象の評価アンケートを行い、保護者や地域の考えや期待を受け止め、開かれた学校づくりを推進します。

・PTA活動や地域の様々な行事等への可能な限り教職員の参加を促し、保護者や地域との連携を一層深めるように努めます。

・保護者の声に真摯に耳を傾け、自らの指導を振り返るよい機会ととらえ、日々の指導の充実に努めます。

このページの先頭へ戻る