2023年度 校内研究
令和4・5年度 北区教育委員会研究協力校
研究主題 自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成 ~NIEの日常化と教材開発を通して~
本校では、平成25年度より、NIE(Newspaper in Education)を校内研究に位置付け、「自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成」を目指して授業改善に取り組んできた。令和2年度から新指導要領が全面実施され、改訂の柱である「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、NIEを教育活動に取り入れることは有効的であると考え、引き続き実践を積み重ねている。
教育における「デジタル化」が進む中で、ICT機器の有効な活用を探ると同時に、新聞は最近の出来事や社会の動き、最新の科学技術など、教科書以外の知識を得ることもできる貴重な教材の一つである。この新聞を活用して、次のような取り組みを行っている。
(1)全学年が年間を通して週1回行う「NIEたいむ」における新聞スクラップ活動
(2)日直が新聞記事を紹介する活動
(3)新聞委員会による学校新聞の制作
(4)放送委員会における新聞記事の紹介コーナー
(5)各教科における教材化
NIEを日常的に取り入れることで、児童にとって新聞はより身近なものとなり、社会に目を向けるツールの一つとなっている。
これまでの成果と課題を受け、NIEについての実践を継続し、「自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成」を目指すために、NIEの手法が有効な手立ての一つになることを検証し、それらの成果を教材化できるよう研究を進めている。
研究発表会

2月9日(金曜日)に令和4・5年度北区教育委員会研究協力校として研究発表会を行いました。全学級授業公開を行い、滝野川会館で研究発表と講演を行いました。
講演には毎日新聞編集委員で、新聞協会賞2年連続を受賞し、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞された、大治 朋子氏をお迎えし、講演前には大治 朋子氏と、長年にわたり本校の研究をご指導いただいている本校第18代校長、日本新聞協会NIEコーディネーターの関口 修司氏、そして元滝野川小学校教員で、現在新潟日報記者で活躍中の佐藤 雄太氏3者による鼎談も行われました。
たくさんの方に来校いただき、ありがとうございました。
公開授業の様子



添付ファイル
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令和5年度 研究紀要 (PDF 6.1MB)
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令和5年度 研究紀要 資料1 (PDF 154.8KB)
NIEたいむ 年間計画 -
令和5年度 研究紀要 資料2 (PDF 1.3MB)
各学年の教材開発 -
令和5年度 研究紀要 資料3 (PDF 878.1KB)
本校掲載記事
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