2023年度 校内研究

ページ番号2002295  更新日: 2025年3月19日

印刷大きな文字で印刷

令和4・5年度 北区教育委員会研究協力校

研究主題 自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成 ~NIEの日常化と教材開発を通して~

 本校では、平成25年度より、NIE(Newspaper in Education)を校内研究に位置付け、「自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成」を目指して授業改善に取り組んできた。令和2年度から新指導要領が全面実施され、改訂の柱である「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて、NIEを教育活動に取り入れることは有効的であると考え、引き続き実践を積み重ねている。

 教育における「デジタル化」が進む中で、ICT機器の有効な活用を探ると同時に、新聞は最近の出来事や社会の動き、最新の科学技術など、教科書以外の知識を得ることもできる貴重な教材の一つである。この新聞を活用して、次のような取り組みを行っている。

(1)全学年が年間を通して週1回行う「NIEたいむ」における新聞スクラップ活動

(2)日直が新聞記事を紹介する活動

(3)新聞委員会による学校新聞の制作

(4)放送委員会における新聞記事の紹介コーナー

(5)各教科における教材化

 NIEを日常的に取り入れることで、児童にとって新聞はより身近なものとなり、社会に目を向けるツールの一つとなっている。

 これまでの成果と課題を受け、NIEについての実践を継続し、「自ら問題を見付け、共に学び合って解決する児童の育成」を目指すために、NIEの手法が有効な手立ての一つになることを検証し、それらの成果を教材化できるよう研究を進めている。

研究発表会

研究発表会場 滝野川会館
滝野川会館の会場内の様子

 2月9日(金曜日)に令和4・5年度北区教育委員会研究協力校として研究発表会を行いました。全学級授業公開を行い、滝野川会館で研究発表と講演を行いました。

 講演には毎日新聞編集委員で、新聞協会賞2年連続を受賞し、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞された、大治 朋子氏をお迎えし、講演前には大治 朋子氏と、長年にわたり本校の研究をご指導いただいている本校第18代校長、日本新聞協会NIEコーディネーターの関口 修司氏、そして元滝野川小学校教員で、現在新潟日報記者で活躍中の佐藤 雄太氏3者による鼎談も行われました。

 たくさんの方に来校いただき、ありがとうございました。

 

公開授業の様子

4年生 新聞の切り抜きを並べて読み合う様子
4年生 授業の様子
授業中の様子
3年生 授業の様子
5年国語の授業
5年生 授業の様子

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページの先頭へ戻る