2024年度 校内研究
研究主題
課題を自分事として捉え、すすんで解決しようとする児童の育成
~SDGs達成を目指し、ESDを踏まえた授業づくりを通して~
目指す児童像
- 低学年
- 自分の思いや願い、考えたことを、わけと共に誰かに話すことができる児童
- 中学年
- 知っていることと関係付けて考え、課題解決にまっすぐ進んでいこうとする児童
- 高学年
- 見通しを立てて行動し、よりよくするために振り返れる児童
- 5組
- 自分のことが分かり、自分なりの方法で解決できる児童
研究内容
- 「令和6年度 学級・専科経営計画 年間指導計画」の作成と実践
SDGs達成、ESD推進の視点から既存のものを見直して作成する。随時上書きしていくこととするが、全校統一で行うのは学期はじめ・終わりの年3回程度。
- 身に付けさせたい力を高めるために適した単元、身に付けさせたい力を見取れる場面の確認(2024年度はESD推進の視点から見直す)。
- 学習が効果的につながるような単元配列・単元構成を工夫する(2023年度までの研究を生かす)。
- 授業研究の実践
- 研究授業(3回(低・中・高・5組))複数学級による公開も可能。専科が授業を公開することも可能。
- 実践報告(低・中・高・5組)2023年度までの研究を生かす。
研究実践
- 1年
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- 生活科「がっこうの いきものたんていに なろう」
- 2年
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- 国語科「そうだんにのってください」
- 生活科「作ってためして」
- 3年
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- 社会科「わたしたちのくらしとものをつくる仕事(1)めんをつくる工場(わたしたちの北区)」
- 4年
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- 総合的な学習の時間「わたしたちとSDGs」
- 5年
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- 総合的な学習の時間「米米探検隊」「王一おむすびアクション」
- 6年
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- 国語科「みんなで楽しく過ごすために」
- 社会科「国の政治の仕組みと選挙」
- 体育科「これが私の最高到達点だ!(マット運動)」
- 家庭科「共に生きる地域での生活」
- 総合的な学習の時間「はじめてプロジェクト」「なかよし班活動を成功させよう」
- 5組
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- 生活単元学習「『みそ作り』を伝えよう」
成果と課題
- 成果
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- 各学年の学習の中で、ESDの視点をもった学習計画を考える事ができた。
- 児童の「ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度(例)」を育てる意識をもって指導を進めたことで、児童がコミュニケーションを行う場面が多く見られるようになった。
- 課題
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- より具体的な目指す児童像や、王一小として育てたい資質・能力を明確にして行く必要がある。
- 6年間を見通したESDの視点に立った学習計画をさらに広げていく。計画的、系統的な指導の充実を図る。